【やってみた】フローサイトメーターでヨーグルト中の生きた乳酸菌を測定してみた

概要

市販のヨーグルトに含まれる乳酸菌の生菌と死菌の割合を、Invitrogen™ Attune™ NxT Acoustic Cytometerを使って定量しました。その結果、今回使用したヨーグルト中には、乳酸菌の生菌が72%死菌が22%の割合で含まれていました。Attune NxTシステムの検出部では、超音波を用いたアコースティックフォーカシング技術により、縦長の乳酸菌を全て一定の向きに一列で整列させて測定します。そのため菌体の向きによる蛍光強度のバラつきがなく、乳酸菌の生死を正確に測定できました。

用意するもの

手順

  1. ヨーグルトを適量チューブに移し、溶液状になるまでボルテックス
  2. 溶液状になったヨーグルトを0.85%食塩水で400倍に希釈
  3. Invitrogen™ LIVE/DEAD™ BacLight™ Bacterial Viability and Counting Kit中のSYTO9とPI試薬をヨーグルト希釈液の1/1000量添加
  4. 遮光、室温で15分インキュベート
  5. Attune NxT システムで測定( Flow rate = 25 μL/min)

測定結果

乳酸菌のうち、生菌=72%(3 x 105 cells/mL)、死菌=22%(9 x 104 cells/mL)であることが分かりました。
analysis-of-live-lactobacillales-in-yogurt-with-flow-cytometer-fig

Name Count Concentration Gated Total
All events 350,133 14,588.88 100.00 100.00
Lactobacillus 10,000 416.67 2.86 2.86
Live 7,196 299.83 71.76 2.06
dead 2,196 91.50 21.96 0.63

Attune NxT Acoustic Cytometerのココがポイント!

  • 必ずサンプルの長辺側をレーザーが照射する→乳酸菌など縦長のサンプルは、全て縦長の状態で測定できるので、データの一貫性が担保されます。
  • 小さなサンプルもきちんと一列に整列→サンプル流径によらず常に整列しているので、蛍光強度にバラつきが少ない。つまり%CVが低く、精度が高いデータが得られます。

※これらのポイントは、Attune NxT独自のAcoustic Focusing技術により実現されます。

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