Ion Reporter™ ソフトウエアは、当社が提供する次世代シーケンサ(NGS) データ解析用ソフトウエアです。Ion Reporterソフトウエアにはクラウドとローカルサーバーの2種類あり、今回はクラウドへのデータインポート方法について紹介を行います。Ion Reporterソフトウエアはヒト遺伝子変異解析機能が充実し、ゲノム上の変異や融合遺伝子の検出、検出した変異に対してさまざまなアノテーション情報の付加ができます。Webブラウザの操作のみでデータ解析が実行でき、特別なバイオインフォマティクスの知識がなくても遺伝子変異解析が行えます。
本ブログでは、Ion Reporterソフトウエアを使用する上で必須となるデータインポートの方法について下記3点の紹介を行います。
- Ion Torrent™ 次世代シーケンサからIon Reporterソフトウエアへの手動データインポート
- Ion Torrent 次世代シーケンサからIon Reporterソフトウエアへの自動データインポート
- PCからIon Reporterソフトウエアへの手動データインポート
データインポートの方法を含む詳細な操作方法は、「Ion Reporterソフトウエア 基本操作方法」資料をご覧ください。
▼こんな方におすすめです!
- Ion Torrent次世代シーケンサでヒトの遺伝子変異解析を実施している、もしくは実施したい
- Ion Reporterソフトウエアを使用してデータ解析を実施している
- Ion Reporterソフトウエアへのデータインポートをしたい
▼もくじ
Ion Torrent次世代シーケンサからIon Reporterソフトウエアへの手動データインポート
Plan作成の段階で自動解析の設定をOffにした場合でも、シーケンス終了後Ion Reporterソフトウエア (クラウド)へデータのインポートが可能です。
Ion Torrent次世代シーケンサからIon Reporterソフトウエアへの自動データインポート
Plan作成の段階で自動解析の設定をONにすることで、シーケンス終了後自動でIon Reporterソフトウエアへデータが転送され、解析まで行うことが可能です。
PCからIon Reporterソフトウエアへの手動データインポート
シーケンス後、Ion Torrent次世代シーケンサを経由せずPCから直接Ion Reporterソフトウエアへデータのインポートを行います。
まとめ
本ブログではIon Reporterソフトウエアへのデータインポート方法について3種類の方法を紹介しました。今回はローカルサーバーへのアップロード方法やサンプル情報の編集方法には触れていません。データインポート以外にもIon Reporterソフトウエアにはさまざまな機能があり、ご不明な点は当社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
また、Ion Reporterソフトウエア以外にも、次世代シーケンス(NGS)データ解析コンサルティングサービスでは、カスタムアノテーションの作成から解析結果の評価などのサービス内容についてもご相談を受け付けております。
ご興味がありましたら、当社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
シリーズ:複雑なデータ解析をシンプルに! Ion Reporter ソフトウエアを使ってみよう
- データのインポート(本記事)
- 解析結果の見方
- ワークフローのカスタマイズ
次世代シーケンサ(NGS)入門
次世代シーケンスの原理や何ができるかがよくわからない、または自分の研究領域にどのように活用できるかわからないという方向けに、次世代シーケンスの基本や各研究領域に特化したアプリケーションをまとめました。リンク先から、それぞれの領域に応じたページをご覧いただけます。
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