導入事例:一般財団法人 日本食品検査様
食品の衛生検査や、危害物質検査が主だった食品業界における成分分析ですが、近年では食品表示法に基づいた食品表示の正当性の検査や、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品などの申請・認可にかかわる健康の維持や増進につながる機能性をもった成分の分析ニーズが高まってきています。
このような状況において、サーモフィッシャーサイエンティフィックのIC(イオンクロマトグラフ)やIC-MS(イオンクロマトグラフ-質量分析計)にはどのような可能性があるのでしょうか?
実際にサーモフィッシャーの機器をご使用いただいている日本食品検査様に、取り組んでいる課題や当社の機器を選ばれたきっかけ、ICとIC-MSの可能性について聞いてみました。
インタビュー本文をダウンロードして、分析装置の選定にお役立てください。
主な業務:
- 食品の安全性や品質などの評価のため、分析機器を利用して分析する試験業務
- 食品の安全性や品質などの評価のため、食品工場や店舗などの衛生検査やコンサルティングを行う検査業務
- 既存の分析法の改良と新規試験法の開発(基礎研究)
抱えていた課題:
- 代謝物分析におけるGC(ガスクロマトグラフィー)の前処理の手間と再現性の低さ
- 代謝物分析におけるCE(キャピラリー電気泳動)法の定量性とMS接続の煩雑さ
- LC-MSを用いた高極性農薬分析におけるHPLC装置内の吸着と前処理の手間
ICおよびIC-MSに期待していること:
- 複雑な前処理工程を省略することによるワークフローの改善
当社の機器を導入するメリット:
- サーモフィッシャー独自のサプレッサーにより、ICとMSの接続が可能
- 当社開発によるカラムや種々のマトリックスに対応したアプリケーションの豊富さ
- 充実したサポート
今後のIC活用の可能性:
- 機能性成分(GABAなど)分析など、さまざまな分析項目をICやIC-MSに移管することによる試薬代や工数の削減
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IC、IC-MSに可能性を感じた方は、ぜひ参考にしてみてください。
研究用にのみ使用できます。診断用には使用いただけません。