優れたSEMイメージング

Thermo Scientific Apreo ChemiSEMシステムは、複数のインカラム検出器による同時画像取得により、材料の微細構造の特長を瞬時に捉えることができます。異なる情報を一元的に観察できることによって、これまでよりも多角的な検討と考察が可能になり、これまでよりも詳細な微細構造評価が可能になります。

トリニティー検出システムで特性評価されたバイオメディカル用アルミナ像。インカラム検出器によってさまざまな深度の情報を収集できるため、穴の内部の可視化が可能です。
加速電圧を低く抑えることが可能なため、詳細な形状を確認できます。左:リン酸コバルト粒子。右:マグネシア粒子。加速電圧500 V、ビーム電流はそれぞれ6.3 pAと25 pA。

最適化された分析ソリューション

Thermo Scientific ChemiSEMテクノロジーによって、イメージングと組成分析が一元化され、シームレスな微細構造評価が可能になります。高速直接電子検出が可能なTruePix電子後方散乱回折(EBSD)検出器は、卓越した低ビームエネルギー性能と単電子カウントを実現します。

TruePix検出器による変形高エントロピー合金の測定結果。上段:IPF(X、Y、Z)方位マップ。下段: グレインサイズマップとオイラーマップ、カーネルベース方位差マップ。

組成分析および相分布評価のワークフロー

改良された評価手法が採用されたApreo ChemiSEMシステムは、サンプルの形態から組成分析と相分布マッピングの解明までをサポートします。また、使いやすい解析ソフトウエアは、データ取得時間の短縮だけでなく信頼できるデータ取得もサポートします。

イメージング(SEM)、元素分析(EDS)、および構造評価(EBSD)

ワークフローのオートメンション化

高度なデジタルエンハンスメントと精密な検出器モデルを使用する新しいスマートフレームインテグレーション(SFI)は、高速で信頼性の高い自動機能と組み合わせることで、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、イメージングワークフローをさらに簡素化します。

 

ワークフローのオートメーション化によって、日々のアライメントは不要となります。また、オペレーターの技量に関係なく、すべてのユーザーが同様の結果を取得できます。ワークフローのオートメーション化によって測定時間を解析時間に割り振ることが可能となり、作業効率の向上が期待できます。

左:SFI未使用で取得したマグネシア粒子像。下:SFIを使用したノイズ低減処理後の像。加速電圧:1 keV。ビーム電流:50 pA。T1検出器使用。

耐久性と信頼性

厳しい設置環境にも耐えうるように設計されたシステムは、メンテナンスサイクルのスパンを長くできます。また、装置の長寿命化やソフトウェアの自動更新など、長期間の安定運用をサポートします。


技術仕様

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.