TriPlus™ RSH オートサンプラーおよびリキッドハンドリングシステム

Thermo Scientific™ TriPlus™ RSH オートサンプラーおよびリキッドハンドリングシステムは、大量の LC／MS サンプルをすばやく高い信頼性で処理することにより、生産性を最大限まで高めます。このオートサンプラーは、ロボットツール交換機能（RTC）を搭載し、各種ツールを自動的に切り替え、リキッドハンドリングとサンプル調製を次のレベルにまで引き上げます。RTC は、手作業で行っていた時間のかかる繰り返し作業をロボットプラットフォームで実行できるようにすることで、複数のステップを含むワークフローであっても、24 時間体制の無人稼働を実現します。

液体処理およびサンプル調製プロセスにさまざまなツールが必要な場合、TriPlus RSH オートサンプラーおよびリキッドハンドリングシステムは、自動でかつ高精度な RTC により、生産性を向上し、サンプルの取り扱いにかかる時間を短縮します。TriPlus RSH オートサンプラーおよびリキッドハンドリングシステムは、サンプルの標準希釈やストック希釈、内標準添加のような時間のかかる手順で従来必要だった手作業とダウンタイムをなくします。

その他のシステムのメリット：

• 柔軟なキャパシティ：324 x 1 mL、162 x 2 mL、60 x 10 mL、または 20 mL バイアル、その他のバイアルタイプおよびマイクロタイタープレートを温度管理されたスタッカーにセットできます。
• ハイスループット：オプションの 6 段スタッカーを使用すれば、24 枚のマイクロタイタープレートから構成される最大 9216 サンプルをセットできます。

• バイアルが指定位置に無い場合や、インジェクターの位置が正しいか、などをトラッキングします。
• 温度管理スタックのモニタリングにより、ドロワーが正しい位置にあり、温度が記録されていることを確認できます。

• シンプルな液体注入でワークフローを遂行し、あらゆるアプリケーションニーズに応えます。サンプルキャパシティを増やしたり、モジュールを追加したりすることで、処理能力を補強することができます。

• Thermo Scientific™ Xcalibur™ ソフトウェアとシームレスに接続し、データ取得をすばやく開始できます。
• オプションの PAL Method Composer を使用して、事前に開発済みのメソッドを使用したり、最適化することができます。