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| 製品番号(カタログ番号) | 反応数 |
|---|---|
| A57988 | 反応2500回分 |
| A57985 | 反応40回分 |
| A57986 | 反応100回分 |
| A57987 | 反応400回分 |
TaqMan Cells-to-CT Express Kitは、RNAを精製することなく、培養細胞から直接遺伝子発現解析を迅速に実施できるようにデザインされた完全な細胞ライセートシステムです。このキットでは、RT-qPCRへインプットする前に不活性化することを必要としない細胞溶解バッファーを含めることで、Cells-to-CTワークフローはさらにシンプルで容易になっています。溶解するだけです。このキットは、わずか5つのコンポーネントを使用して、最高レベルの感度と迅速なワークフローの2ステップRT-qPCRを実現します。Express Lysis Solution、Express ezDNase、SuperScript IV VILO RT Master Mix、SuperScript IV VILO No RT Control、およびqPCR用の当社の最高クラスのTaqMan Fast Advanced Master Mix。TaqMan Cells-to-CT Express Kitは、必要とされる感度を最速レベルのワークフローで提供します:遺伝子発現解析のためのRT-qPCR結果を約70分で取得できます。
TaqMan Cells-to-CT Express Kitには以下のような特長があります:
• 卓越した使いやすさとスピード—RT-qPCRのためのサンプルをわずか5分で調製し、2ステップRT-qPCRを可能にするSuperScript IV VILOを備えた便利な1チューブのRTマスターミックス
• 手間のかかるRNA精製は不要—カラム、加熱、および遠心分離が不要
• 検証済みのワークフロー—箱から出してすぐに効率的に使用できるように最適化された完全な試薬一式
• 環境に優しい—有害な化学物質は不使用、REACHに完全に準拠;コンポーネントとピペッティングステップが少ないためプラスチック製品のコストと廃棄を削減
• 自動化に適切なキットサイズ—溶解とRTの両方のコンポネントを含む2,500回の反応サイズで利用可能
停止溶液が不要の最適化済みのケミストリー
TaqMan Cells-to-CT Express Kitを使用すると、細胞溶解から直接遺伝子発現解析を容易に行えます。TaqMan Cells-to-CT Express Kitは1ステップの細胞溶解を可能にし、サンプルに停止溶液を添加する必要がないため、迅速なワークフローを実現し、高感度で、正確で、再現性のある結果を提供します。このキットでは、10~100,000個の細胞をExpress Lysis Solutionを使用して溶解します。オプションでExpress ezDNaseをExpress Lysis Solutionに含めると、細胞溶解中にゲノムDNAを除去できます。このライセートを室温で5分間インキュベーションすると、SuperScript IV VILO Master Mixを使用した逆転写に直接使用できます。RT反応が完了したら、TaqMan Fast Advanced Master MixとTaqMan Gene Expression Assay(別売り)を使用してqPCR解析を行います。
迅速で、正確で、高感度の結果を実現する合理化されたワークフロー
TaqMan Cells-to-CT Express KitはRNA調製を大幅に迅速化し、遺伝子発現解析を迅速化します。細胞ライセートは、従来のスピンカラム分離法を使用して抽出したRNAと比較して同等、またはそれ以上の感度と特異性を示します。溶解手順では、RT-qPCR用の細胞ライセートの調整とゲノムDNAをわずか5分で同時に行います。溶解ステップは全体を室温で実行できるため、96ウェルまたは384ウェルプレートのハイスループット処理が可能なロボットプラットフォームによる自動化をシンプルに実現できます。また、この手順ではピペッティングステップが少なく、96ウェルまたは384ウェルプレートで増殖させた細胞ではサンプルを移動させる必要がないため、経済的です。高効率のSuperScript IV VILO RT Master Mixはもっとも困難なRNA(分解したRNAや低濃度のRNA)でも転写し、標準的な反応時間を10分短縮します。さらに、TaqMan Cells-to-CT Express Kitは、700,000超のTaqMan Gene Expression Assayに適合します。
検出感度を最大化
RT反応に使用できるライセート量が10%に制限される他社キットとは異なり、TaqMan Cells-to-CT Express KitではRT反応の全量の45%まで細胞ライセートとして使用できます。さらに、リアルタイムPCR反応量の最大45%までをcDNAとすることができるため、感度を最大化させ、発現レベルが低い転写物などの低量のターゲットの検出を可能にします。