Thermo Scientific™ Chromeleon™クロマトグラフィーデータシステムソフトウェアは、ラボの管理とシステム管理者のサポートを目的として構築されており、高度な柔軟性と拡張性を有しています。ユーザーは500以上のクロマトグラフィー装置(サードパーティ製CEを含む)およびThermo Scientificのシングル/トリプル四重極およびHRAM質量分析装置を単一のデータシステムで管理することができます。
Chromeleon Enterpriseソフトウェアでは1,000を超える装置への拡張が可能となり、世界中のユーザーが単一の階層型エンタープライズシステムに接続されます。バージョン管理されるリレーショナルデータベースでのデータストレージと、数百の権限設定が可能なログオンおよび権限レベルのセキュリティを活用することで、GMPおよび21 CFR Part 11のコンプライアンス要件が順守されます。
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一般ラボへの対応:
- SCIEX™ PA800+システム用のChromeleonネイティブなサードパーティ製デジタルCE装置を制御
- カスタマイズ可能なユーザーインターフェースにより、トレーニングの必要性を軽減 ― 必要なものだけをコンテクスト対応のリボンに表示
- リプロセッシング中のUIブロックを解除して結果取得までの時間を短縮することにより生産性を改善
- カスタム条件指定による結果のソーティングとフィルタリングを利用することにより、必要な情報に速やかにアクセス
- キャリブレーションの不良、仕様外のQCサンプル、陽性の結果となったサンプルや化合物など、外れ値に対するフラグ付けを行う条件付きフォーマッティングにより、結果の迅速なレビューが可能
- データ転送エラーを排除するため採用された新しい64ビット版Excelスタイルのレポートモジュールは、包括的でありながらカスタマイズも容易に行え、長大なレポートのレンダリングにも対応
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質量分析ラボへの対応:
- 単一のソフトウェアでクロマトグラフィーおよびMS装置の制御が可能なだけでなく、GMPやデータ完全性に関する規制ガイドラインをサポートするあらゆる機能をカバー
- データキャッシングとバックグラウンドの処理の改善により、従来バージョンのChromeleon CDSとの比較で処理時間は60%~90%短縮され、それに伴いスループットレートも向上
- 高速処理のHRAM MSデータ、データレビュー、および専用テンプレートを用いたレポートのカスタマイズにより、サンプルから結果までの時間を大幅に短縮
- 農薬分析など多数のMSワークフローに対応したレポートテンプレートが付属しており、ニーズに合わせたカスタマイズが可能
- 2つのシーケンスの実行やレポート作成の同時処理が可能で、結果の確認を異なる手法(GC-MSとLC-MSなど)で行えるため、結果の信頼性が向上
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GMP準拠ラボへの対応:
- 未加工のメタデータと結果をリレーショナルデータベースに格納しバージョン管理を行うことにより、完全なセキュリティを実現
- コンプライアンスの準拠、維持、検証を容易にし、絶えず変更される規格や規制に対しても柔軟な対応が可能
- ユーザー機能はChromeleon CDSのアクセス権に応じて直接割り当てられ、処理メソッドに対しても非常に詳細なユーザー権限を設定可能
- 最初から正しい結果取得の頻度向上 ― 取得前にアクティブなシーケンス承認ステップを実施することにより、仕様外となる結果を削減
- 一元的な監査証跡とGxP対応ツールにより、結果間、メソッド間、またはシステム内のあらゆる相異点を、シーケンスベースの電子署名ワークフローに基づいて比較
- 手動操作で統合された分析について、前後を比較して視覚化
Chromeleon CDSのコンプライアンス用の構築について、詳細をご覧ください
ITへの対応:
- ネットワークトラフィックの削減により、マルチサイト展開時のドメインリソースの識別とロケーション特定を高速化
- 中央管理タスクの冗長性向上により、大規模な実装でのパフォーマンスと応答性を改善
- バックグラウンド処理の活用により、大容量データファイル(HRAM MS/MSなど)のエラーのない転送を高速化
- カスタム変数処理のスリム化により、Data Vaults関連の大量のクエリとオペレーションを高速化
- コスト削減による早期のROI達成 ― システムを標準化することで、ラボの効率を向上させ、コスト削減を実現
Chromeleon CDSのIT用の設計について、詳細をご覧ください:IT用の構築