化学薬品耐性に優れたNalgeneボトルを手に入れよう!

プラスチックボトルを使用される際に多く問題になるのが化学薬品に対する耐性の問題です。強酸や強アルカリ、有機溶媒に対して、通常の樹脂からできたボトルでは薬品耐性が弱く、ボトルが壊れたり、溶出したりする可能性があります。
Thermo Scientific™ Nalgene™ボトルでは、薬品耐性の高いフッ素樹脂製ボトルの他、フッ素樹脂製ボトルよりも安価なフッ素加工を行ったボトルの取り扱いを行っています。
▼こんな方におすすめです

・強酸、強アルカリ、有機溶媒などに耐性のあるボトルが欲しい
・フッ素樹脂製ボトルを使用しているがより安価なボトルを使用したい
・溶出の少ないボトルを探している

Nalgeneフッ素加工ボトルの特徴

フッ素加工製品の特長

Nalgeneフッ素加工製品は、Nalgene製品のもつ、液漏れ防止機構はもちろん維持したまま、ボトルの容器(HDPE)の内側・外側とキャップ(PP)、全ての表面にフッ素加工処理を施し、化学薬品耐性を向上させました。

フッ素加工製品の特長

● 溶媒の吸収と浸透を抑制

● 溶出物の減少

● 再利用可能

● 製品寿命を伸ばし、経済的

※洗浄の際にブラシなどで強く擦ると、表面の処理が削れることがあります

細口/広口の幅広いラインアップ

Nalgeneフッ素加工ボトルは、他のボトル同様、細口・広口の口を持つ製品を125 ml, 250 ml, 500 ml, 1000 mlの各サイズで用意しています

フッ素樹脂ボトルより安価

Nalgeneボトルのラインアップには、フッ素加工樹脂ボトルの他、フッ素樹脂を使用して成形したボトルもご用意しております。 フッ素加工ボトルはフッ素樹脂製ボトルよりは安価となり、安全性やコンタミネーションを危惧する場合に使い捨てでご使用いただくなどの選択肢が増えます。

フッ素加工ボトルの構造

フッ素加工は、上図のように、ボトルの容器(HDPE)の内側・外側および、キャップ(PP)の表面全てにフッ素加工処理を施し、ボトル全体の化学薬品耐性を向上させています。
フッ素加工はコーティングになっているため、洗浄の際に強く擦ると、表面にHDPEもしくはPPの素材が出てきてしまい、化学薬品耐性の低下を招くことがありますのでご注意ください。

まとめ

Nalgeneプラスチックボトルは通常のプラスチック樹脂の他に、化学薬品耐性を高め、かつ、フッ素樹脂製品よりも安価な、通常のプラスチック樹脂にフッ素加工を行った製品群を用意しています。
是非、一度、化学薬品耐性の高い、高品質なフッ素樹脂製ボトル/フッ素加工ボトルをお試しください。

また、Nalgeneではボトルの他に、日常の実験器具でもフッ素樹脂で製造された、薬品耐性の高いプラスチック製品(メスシリンダーやビーカー、分液漏斗など)も用意しておりますので、併せて検討ください。詳細については以下の消耗品総合カタログをご参照ください。

詳しくは以下のリンクよりカタログをダウンロードいただけます。

ラボプロダクツ消耗品カタログ ダウンロード
Nalgeneパッケージングボトル&バイアル ダウンロード

どのような材質のボトルを使用すればいいかのご相談は、こちらの記事を参照いただくか、当社テクニカルサポートへご相談ください。
Japan Technical Support: お問い合わせはこちら(jptec@thermofisher.com)

また、各種ボトルのサンプルのご提供も可能です
サンプルをご希望のお客さま:お問い合わせはこちら(info.LPG@thermo.com)

 

研究用にのみ使用できます。診断目的およびその手続き上での使用はできません。

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