Dionex™ IonPac™ AS19 IC カラム

Thermo Scientific™ Dionex™ IonPac™ AS19 キャピラリー/分析/ガードカラムで、飲料水、地下水、廃水、および他のさまざまなサンプルマトリクス中の微量な臭素酸および他のオキシハロゲン化物を測定できます。カラムは、オゾン滅菌の毒性副産物である微量の臭素酸の測定用に設計されてており、この用途にお奨します。カラムの高い容量と選択性により、低 μg/L 濃度の臭素酸の測定が容易になります。Dionex IonPac AS19 カラムは、米国 EPA Methods 300.0 および 300.1 の性能要件を満たしています。

Dionex IonPac AS19 キャピラリーカラムは、相当するスタンダードボアバージョンと同じ素材で充填されていますが (4 mm カラムと同じ性能を提供)、必要な溶離液流量はわずか 1/100 です。キャピラリーフォーマットでは、溶離液の消費量が大幅に低減しているため、ランニングコストを減らすことができます。

• 高いイオン交換容量: 240 µeq/column (4 x 250 mm)
• 30°C 用に最適化されたカラム選択性により、室温または高温で使用可能
• 有機溶媒に適合
• Thermo Scientific™
• Dionex™ 陰イオン自己再生サプレッサー (ASRS™ 300) および Reagent-Free™ (RFIC™) システム使用時の低バックグラウンドおよび強化された分析種感度
• 幅広いオキシハロゲン化物および無機陰イオンを分析
• 飲料水、地下水、廃水、および他のさまざまなサンプルマトリクス中のフッ化物、亜塩素酸、臭素酸、塩化物、亜硝酸、臭化物、塩素酸、硝酸、りん酸、および硫酸などの、オキシハロゲン化物および一般的な無機陰イオン。
• サンプルの前処理や事前濃縮を必要とせずに、ほとんどの飲料水の分析が可能
• 自動溶離液生成には、自動溶離液ジェネレーター付きの Reagent-Free™ Ion Chromatography (RFIC)™ システムとの併用が最適

このカラムの主なアプリケーションは、サプレッサー式の導電率検出とともに水酸化カリウムグラジエントを使用した、飲料水マトリックス中の微量臭素酸の測定です。カラムの選択性により、高濃度の塩化物、硫酸、および炭酸を含有する場合であっても、サプレッサー式の導電率検出を用いて、臭素酸を低 µg/L 濃度で定量できます。