DNAPac™ RP カラム

Thermo Scientific™ DNAPac™ RP HPLC カラムを使用して、逆相モードでのオリゴヌクレオチドの優れた分離を実現できます。 このユニークなカラム技術は、LC-UV または LC-MS を使用するオリゴヌクレオチドおよび 2 本鎖（ds）DNA／RNA フラグメントの分析用に設計されています。このカラムは広範囲の pH、温度、および移動相組成で優れた性能を発揮します。また、ワイドポアの樹脂により、最大 1 万塩基対という大量の 2 本鎖核酸でも優れた分離が可能です。

DNAPac RP カラムは、ワイドポアの 4 μm 球状ポリマー樹脂を基材にしています。この相は極端な pH（0 ～ 14）と温度（5 ～ 110 °C）でも非常に安定しており、直接質量分析に適合する移動相で使用できます。このカラムは UHPLC および HPLC 装置で使用でき、オリゴヌクレオチドを高分解能かつ高スループットで処理し、少量および大量の dsDNA セグメントを分離できます。DNAPac RP 逆相（RP）カラムは、オリゴヌクレオチドと DNA／RNA フラグメントの分離用に特別に設計されています。固定相は、質量分析に適した有機溶剤や、トリエチルアミン（TEA）や ヘキシルアミン（HA）などのイオンペア試薬に完全に適合しています。ワイドポアのポリマー樹脂により、大量の核酸を低キャリーオーバーで効率的に分離できます。

• オリゴヌクレオチドおよび 2 本鎖核酸のイオンペア逆相（IP-RP）分離用に設計
• 高分離能かつ高スループット
• MS との優れた 互換性
• 広い pH 範囲（0 ～ 14）で動作し、高温（最高 110 °C）でも安定