Dynabeads™マウスCD8（Lyt 2）は、脾臓やリンパ節などの組織消化物、全血、骨髄、単核細胞（MNC）を含むあらゆるサンプルからマウスCD8⁺ T細胞を直接単離または除去するための堅牢で汎用性の高いツールを提供する磁気ビーズです。
•任意のサンプルからマウスCD8⁺ T細胞を迅速に単離 – カラムは不要
• 下流の分子アッセイ用のポジティブ単離、またはマウスCD8⁺ T細胞の効率的な除去

回収細胞の優れた収率、純度、生存率を実現
Dynabeads™マウスCD8（Lyt 2）は均一な（直径4.5 µmの）超常磁性ビーズで、脾臓またはリンパ節からマウスCD8⁺細胞を容易に単離しますが、どの単一細胞懸濁液でも使用できます。Dynabeads™マウスCD8ビーズは、すべての一般的なマウス株の成熟T細胞の細胞傷害性／サプレッサーサブ集団で主に発現するLyt 2膜抗原に特異的な一次モノクローナル抗体でコーティングされています。Dynabeads™マウスCD8は短いインキュベーション時間でCD8⁺細胞とチューブ内で結合します。その後、マグネットを使用して、ビーズ結合細胞と未結合細胞を分離します。この単離方法は迅速かつ穏やかであり、カラムを使用する必要がありません。また、単離した CD8⁺細胞の高い純度、回収率、生存率を実現します。

除去、下流の分子アッセイ用のポジティブ単離のどちらにも最適
分離には強力なマグネットを使用するため、Dynabeads™マウスCD8（Lyt 2）は組織の単一細胞懸濁液、全血、骨髄などの粘性の高いサンプルにも使用でき、約30分でマウスCD8⁺細胞を効率的に除去することが可能です。またDynabeads™マウスCD8（Lyt 2）を下流の検討用のポジティブ単離に使用すると、高純度な生存細胞が優れた回収率で得られます。下流の検討の例としては、ビーズに付着したまま細胞を溶解し、核酸やタンパク質をさらに精製するものなどがあります。インタクト細胞はこれらのビーズから放出されないため、細胞ベースのアプリケーション用にマウスCD8⁺細胞を単離する場合、またはフローサイトメトリーでサンプルをチェックする必要がある場合は、Dynabeads™ FlowCompマウスCD8細胞（ビーズフリー細胞用）を使用する必要があります。

マウスCD8単離製品から、お客様に最適なものをお選びください。

研究用途にのみご使用ください。ヒトまたは動物の治療もしくは診断目的には使用できません。