Proteinase K Powder (≥30 U/mg)

Thermo Scientific PierceプロテイナーゼKは、脂肪族、芳香族、または疎水性残基のカルボキシル側で切断するプロテアーゼで、核酸精製におけるDNaseおよびRNaseの消化および不活性化に一般的に使用されます。

プロテイナーゼKは、サプロフィティック真菌トリティラチウムアルバムの中から単離された、スブチリシン様の内溶解性プロテアーゼです。広範囲のpHおよび温度条件で安定した高活性であり、消化時間の短縮に適しています。プロテアーゼKの活性は、最高65°Cまで増加します。カルシウムはプロテイナーゼKの機能に必須ではありません。したがって、EDTAや他のキレート剤は活性に干渉せず、プロテイナーゼKと併用してDNAおよびRNA調製中のカルシウム依存ヌクレアーゼを不活性化させることができます。