Evolution™ 光ファイバープローブ

試料のキャリーオーバーを最低限にしながら、試料のロス無く測定できます。。Thermo Scientific™ Evolution™ 光ファイバープローブを使って、離れた場所のサンプルに分光光度計を使用できます。ステンレスを腐食する大型の容器や溶体での測定に、VERSA プローブをご使用ください。少量または小型容器での測定には、マイクロプローブをご使用ください。どちらも、生物学的アプリケーションで一般的に使用される、PCR チューブや遠沈管などの小さな容器で使用するために設計されています。

光ファイバーマイクロプローブ

• 500 µL の PCR チューブ内にわずか 125 µL のサンプル量があれば測定できるコンパクトな設計
• DNA、RNA およびタンパク質の分析に優れた直線性を最大 2 つの吸光度で示します
• 1 ～ 260 ng/µL の DNA 濃度を測定できます
• 有効波長範囲 230 ～ 1,100 nm、最高 150 °C および 6 bar の圧力範囲で、光路長 10 mm で使用できます
• サンプル毎にプローブを洗浄・乾燥した時に、観察されるキャリーオーバーは 0.01% 未満です

VERSA 光ファイバープローブ

• VERSA プローブは、ステンレス製プローブ本体を酸化サンプルから保護する、交換可能な石英スリーブを備えています。
• 石英スリーブとアルミニウムミラーのみがサンプルに接触するため、従来のスチール製ボディのプローブにレンズを保持するために使用されるエポキシ接着剤を腐食する溶媒系も、VERSA プローブで測定できます。
• サンプルがプローブ素材を腐食する場合や過酷な環境で石英スリーブやチップの破損につながる場合は、古いスリーブを外して新しいものに交換します。コストや手間をかけずに、作業に戻ることができます。
• 直径 600 ミクロンのファイバーを備えた VERSA プローブは、サンプルに多くのの光を送ります。信頼できる 2A までの吸光度で溶体を測定できます。このページの上部にあるギャラリーのスキャン画像を参照してください。2 つの色素混合溶液が2.2Aまでの測定範囲で良好な測定結果を示しています。Thermo Scientific™ Evolution™ 220 紫外可視分光光度計で測定した結果です。