計量不要フォーマットのThermo Scientific Pierce Sulfo-NHSは、バイオコンジュゲーション、クロスリンク、標識、および固定化法においてカルボキシル基をアミン反応性NHSエステルに変換するための化学修飾試薬です。

スルホ-NHSの特長：

•EDC媒介結合の効率がSulfo-NHSの存在下で向上
• アミン反応性NHSエステルまたはスルホ-NHSエステルを任意のカルボキシル含有分子から作成可能
• スルホ-NHS誘導体は通常、水に直接溶解し（生理的バッファーに直接添加可能）、非膜透過性（細胞表面標識に使用可能）
• 高純度の結晶スルホ-NHSを使用して高品質の活性化誘導体を作成可能

Sulfo-NHS (N-hydroxysulfosuccinimide)を使用すると、カルボン酸（—COOH）活性が関与するカルボジイミドクロスリンク反応の制御や修飾が可能で、1級アミン（—NH2)と結合させるのに有用です。誘導体は、スルホ-NHSをカルボキシル含有分子、およびカルボジイミドEDC（EDAC）などの脱水剤と混合することで容易に合成できます。この方法は、アミン反応性蛍光色素、ビオチンアフィニティータグ、およびPEG化化合物など、さまざまなタイプのタンパク質標識試薬を作成するための基礎です。

アプリケーション：
• EDC結合反応の効率を向上
• カルボキシルをアミン反応性スルホ-NHSエステルに変換
• より効率的にタンパク質をカルボキシルコーティングビーズまたは表面にクロスリンク
• アミン反応性スルホ-NHSエステルによりナノ粒子を活性化

スルホ-NHSの仕様：
N-ヒドロキシスルホスクシンイミドは、特異性が非常に高いバイオコンジュゲートを作成し、データの完全性を確保して最高レベルの一貫性を提供するよう、非常に高度な仕様を満たすよう製造されています。Sulfo-NHSの各ロットは、以下の最低限の仕様を満たすことが検査されています。

•純度—定量的NMRで95%超（クロスリンカー純度では最高水準）、
ロットの平均純度は99%超
• 溶解度—サンプルは脱イオン水に2 mg/mLで溶解し、無色透明の溶液になる
• 同一性—IRスキャンでは、N-ヒドロキシスルホスクシンイミドに特有のピークのみが現れる

製品リファレンス：
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