Model 48i CO 分析装置

Thermo Scientific™ Model 48i CO 分析装置は、環境大気中の一酸化炭素 (CO) の量を計測します。

ガスフィルター相関法による Model 48i 分析装置に採用されているガスフィルター相関技術は、現場で実証された 30 年以上の実績を誇る性能により、正確で信頼性の高い計測を実現します。

Model 48i は、一酸化炭素 (CO) が波長 4.6 ミクロンの赤外線を吸収するという原理に基づいて動作します。 赤外線吸収は非線形的な測定技術であるため、電子工学的に、分析装置の基本信号を線形出力に変換する必要があります。 48i では、正確な検量線を使用して、最大 10,000ppm までの任意の濃度範囲で本装置の出力を正確に直線化します。

主な特長:

• ガスフィルター相関法
• 全範囲で直線性
• 最大 10,000ppm の濃度を測定
• 標準的なデュアルレンジおよびオートレンジ
• 温度および圧力補正

iシリーズの利点:

• イーサネット接続による効率的なリモートアクセス
• 単一ボタンによるプログラミングと大型表示画面で強化されたユーザーインターフェース
• フラッシュメモリによるデータ保存容量の増加、ユーザーがダウンロード可能なソフトウェア
• 電子回路設計の強化により製品共通性を最適化
• レイアウトの改善により、各部品の取り扱いが容易

Model 48i CO 分析装置は、酸素センサーモジュールと組み合わせて使用することも可能です。

Model 48i と酸素センサーを組み合わせることで、常磁性感知技術により、CO 測定機能が拡張されます。これにより、サンプル気流内の酸素濃度を最大 100% まで測定および報告できます。 また、サンプル内の酸素量に対する CO 測定値を、ユーザーがプログラミングして補正できます。