HAAKE™ PolyLab™ OS システム用 HAAKE™ Rheomex OS 一軸スクリューエクストルーダー

一軸スクリューエクストルーダー

一軸スクリューラボエクストルーダーは、未知の材料のプロセスパラメータ (速度、エネルギー、温度) を評価するための信頼性のあるデータを取得し、また、研究開発中の少量の新規ポリマー (ストランド、シート、ペレット、インフレーションフィルムなど) を試作することができます。 プロセスパラメータを評価するために、エクストルーダーのバレルには溶融圧力と溶融温度の測定ポートがあります。 いくつかのバレル長 (L/D 比) を選択いただけます。 ダイは、エクストルーダーバレルの押出し口に取り付け、ポリマーメルトをストランドまたはフィルムなどに成形します。 また、特殊なレオロジーダイ (スリット、ロッド、x-ダイ) により、設定したせん断速度におけるせん断粘度や伸長粘度の測定が可能です。 エクストリューションプロセスをカスタマイズするために、さまざまな圧縮比、ベント、ミキシングセクションを備えた各種スクリュージオメトリーをご用意しています。 耐摩耗性処理を施したスクリューとバレルにより、システムの耐用年数が伸びます。 標準的なペレット用フィーダーと、粉体、ペースト、液体または高粘度のゴム用の特別なフィーダーシステムがあります。

代表的な一軸スクリューによる評価

• 新規開発材料の押出適性
• 製造時の安定した溶融状態
• 光学および機械的特性試験と屋外曝露試験ためのフィルム、ホイル、ストランドとプロファイルの製造
• レオロジー挙動 (粘度、弾性) の測定
• 個々の、または複合的な添加剤 (安定剤、潤滑剤) と機能性添加剤 (抗酸化剤、UV 安定剤、顔料および充填剤) の評価試験
• 発泡押出

HAAKE Rheomex エクストルーダーには、さまざまな用途に対応できる測定技術、制御およびモニタリング機能が備わっています。

新しいコンセプトはラボでの取扱いを簡素化し、安全な操作を可能にします。 特徴として以下が挙げられます。

• モバイル測定センサーによって、重くて熱い部品の取扱いが不要になります。
• 一体型のヒーティング・クーリング回路により、接続するプラグ数を減らし、誤接続する危険を低減します。
• フィーディングや押出成形後の周辺装置はコンピュータ化されており、再現性が良く、またレポート機能も充実しています。