Platinum™ Tfi Exo（-）DNAポリメラーゼは、独自の抗体混合体と組換えTFi Exo（-） DNA ポリメラーゼで、周囲温度でのポリメラーゼ活性を阻害し、室温での反応セットアップを可能にします。PCRサイクル中の94 ℃での変性ステップ後に活性が回復する自動「ホットスタート」により、特異性、感度、収率を向上させます。Tfi Exo（-）DNAポリメラーゼは、Thermus filiformis DNAポリメラーゼ遺伝子のクローニング変異体を発現させる大腸菌から精製されています。この酵素は5'→3'ポリメラーゼ活性を有していますが、5'→3'および3'→5'エキソヌクレアーゼ活性の両方がないため、収率と頑健性が向上しています。Tfi Exo（-）DNAポリメラーゼは熱安定性があり、プライマーの存在下でファーストストランドテンプレートから高温でDNAを合成します。

アプリケーション
Platinum™ Ti Exo（-）DNAポリメラーゼ™は、Platinum Taq DNAポリメラーゼを修正することなく現在使用しているプロトコルで使用できます。PCR性能は、収率、特異性、忠実度、堅牢性においてPlatinum™ Taq と同等です。Platinum™ Taqと同様に、Platinum™ Tfi Exo（-）DNAポリメラーゼは、テンプレートに依存しない端末トランスフェラーゼ活性を有しており、PCR産物の3'末端に単一のデオキシアデノシン（A）を付加します。