わずか5分で、ExoSAP-IT™ Express PCR Product Cleanup Reagentは未反応のプライマーおよびdNTPSsを酵素反応により除去します。この酵素クリーンアップ法はスピンカラムやビーズなど他の精製方法と比べて、より正確で、高収量、より迅速な精製を可能とします。

•未反応のプライマーおよびdNTPSsを約5分で除去
•ワンチューブ／ワンステップでDNAシークエンシングサンプルを調製
•短鎖、長鎖にかかわらず、貴重なPCR産物を100％回収
•スピンカラム不使用で、収量は増加、時間とコストを削減

ExoSAP-IT Express PCR Product Cleanup Reagentは、PCR産物から不要なdNTPsやプライマーを除去するため、特別な組成のバッファーと、2つの加水分解酵素、エキソヌクレアーゼI（Exo I）およびShrimp由来alkaline phosphatase（組換え体、rSAP）を利用します。反応セットアップは1回のピペッティングステップで完了し、続いて2回の短いインキュベーションを行います。最初のインキュベーション(37℃)は、未反応のプライマーおよびdNTPSsを加水分解し、ヌクレオチドを脱リン酸化します。2回目の高温(80℃)インキュベーションにより約1分で、不活化します。ExoSAP-IT Express をPCR産物に直接添加するため、チューブ、ウェル、カラムへの移行ステップが不要になります。そのためコンタミネーションの削減に役立ちます。サンプルを用いてDNAシークエンシングSNP解析が可能になります。