MarqMetrixシングルユースバイオリアクターBallProbeサンプリング光学系（TouchRaman液浸技術搭載）

サニタリー仕上げ（15Ra）316Lステンレス鋼と独自の高純度サファイア光学系で作られたThermo Scientific™ MarqMetrix™シングルユースバイオリアクターBallProbe™は、ハイバリューバッチの無菌性を損なうことなく、正確なラマン測定を実現します。プローブは個別梱包されており、オートクレーブ、定置蒸気（SIP）、またはEtOを介して滅菌できます。また、大型のシングルユースシステムに組み込んでガンマ線滅菌（50 kGy）も可能です。使いやすく設計されており、滅菌プローブをラマンシステムの光ファイバーインターフェースに接続するだけで、強力なリアルタイムの化学的解析が可能になります。バッチ純度を確保するには、プロセスが完了したらプローブを廃棄するだけです。

バイオプロセシング条件に合わせて設計

バイオプロセシング業界の要件を満たすために開発されたMarqMetrixシングルユースバイオリアクターBallProbeは、標準Pg13.5ポートと互換性があります。溶存酸素（DO）バイオプロセスプローブの仕様に適合するプローブで、培地栄養レベル、生細胞密度などを測定します。標準構成には、プローブがポートから後退するのを防ぎ、浸漬長さを220 mmまたは120 mmに固定する溶接フランジが含まれています。

シングルユースバイオリアクターBallProbeは、Thermo ScientificTM MarqMetrixTM All-In-Oneプロセスラマンアナライザーへの光ファイバーインターフェースであるThermo ScientificTM MarqMetrixTMシングルユースファイバーヘッドに簡単に接続できます。新設計のMarqMetrixシングルユースファイバーヘッドは、シングルユースバイオリアクターBallProbeを確実に、簡単に着脱できる独自のフィッティングを備えています。シングルユースバイオリアクターBallProbeを使用するには、MarqMetrixシングルユースファイバーヘッドが必要です（標準MarqMetrixファイバーヘッドは、MarqMetrixシングルユースファイバーヘッドモデルに変換できます）。

特長と利点

• 正確で再現性の高い測定
• ハイバリューバッチ用の単回使用の使い捨てプローブ
• オートクレーブ、SIP、EtO、またはガンマ線による滅菌が可能（未滅菌で提供）
• 標準Pg13.5ポートと互換性あり
• 特定アプリケーションニーズに合わせたカスタマイズが可能

アプリケーション

• バイオ医薬品製造
• 医薬品製造
• 培養肉生産
• 工業用発酵

動作条件

• 標準的なバイオプロセス洗浄液、有機溶剤、ほとんどの希薄な酸および塩基への断続的な曝露に適合

関連製品

• MarqMetrix All-In-Oneプロセスラマンアナライザー—シングルユニットの分光計、レーザー、および取得コンピューター
• MarqMetrixシングルユースファイバーヘッド—MarqMetrixシングルユースバイオリアクターBallProbeおよびMarqMetrix All-In-Oneプロセスラマンアナライザー用に特別に設計されたフィルター付き光ファイバーインターフェース