Applied Biosystems™ TaqMan™ hPSC Scorecard™ パネル2×96w FASTは、ES細胞株およびiPS細胞株の多能性の検証と系統バイアスの測定を可能にします。2枚の96ウェルプレートには、それぞれウェル内で乾燥させた94種類のTaqMan™ 遺伝子発現アッセイ(内在性コントロールを含む)があらかじめ定義されています。このパネルにはマスターミックスは含まれていません。パネルとマスターミックスを組み合わせるキットについては、
TaqMan™ hPSC Scorecard™ キット2×96w FASTを参照ください。この製品は
384ウェルフォーマットでもご利用いただけます。
•1回のシンプルな実験で全遺伝子シグネチャーを評価
• 付属のhPSC Scorecard™ 分析ソフトウェアで、標準品と結果を比較
• 三杯葉分化能を持つ株を特定
• 一胚葉に指定された誘導分化を評価
• 検証済みコンテンツにアクセスして結果の信頼性を向上
1回の実験で全遺伝子シグネチャーを評価TaqMan™ hPSC Scorecard™ パネルは、安定した便利な乾燥フォーマットでプレプレーティングアッセイを提供することで、時間の節約に役立ちます。目的のcDNAにTaqMan™ マスターミックスを添加し、マルチチャンネルピペットで96ウェルプレートに転写するだけです。
結果を標準品と比較TaqMan™ hPSC Scorecard™ パネルには、独自のクラウドベースの解析ソフトウェアへのアクセスが含まれており、グラフや表の結果の表示およびエクスポート、ならびにレポートの生成が可能です。このソフトウェアは 7つのApplied Biosystems™ qRT-PCRシステムに対応しており、追加料金なしでご利用いただけます。
三胚葉分化能を持つ株の同定 分析には、ランダムに分化した胚様体(EB)サンプル(標準的なEB法を使用して少なくとも7日間分化)が含まれ、株が三胚葉(内胚葉、中胚葉、外胚葉)のうちの1つまたは複数に偏りがあるかどうかを判断します。
一胚葉に指定された誘導分化を評価パネルには、三胚葉それぞれに20を超えるマーカーが含まれており、単層培養で方向づけられた分化に期待どおりに反応することが示されているいます。この1つのパネルで、目的の胚葉の時間経過データ、培養条件、および培地組成を迅速に評価できます。
検証済みコンテンツへのアクセスパネルの内容は公開研究(Bock et al., Cell 144, 439–452, 2011)に基づいており、複数のヒトES株およびiPS株に対して検証されています。
得られるものTaqMan™ hPSC Scorecard™ パネル2×96w FASTの内容:
•94TaqMan™ 遺伝子発現アッセイの96ウェルプレート2枚
• 光学プレートカバー2枚