Cells-to-CT™ 製品ファミリーの他のメンバーと同様に、 Cells-to-CT™ 1ステップPower SYBR™グリーンキットは、RNA精製なしに培養細胞から直接発現解析を行うことができます。
このファミリーへの新たな追加製品 には、Power SYBR™グリーン1ステップRT-PCRマスターミックスが含まれます。RT-PCRステップの1ステップフォーマットは、感度と特異性を損なうことなく、Cells-to-CT™「サンプルから回答」までのワークフローをこれまで以上に効率化し、非常に高い価値を提供します。
Cells-to-CT 1ステップPower SYBR™グリーンキットの特長:
•完全—最適化されたワークフローには、gDNAを除去した細胞溶解試薬とPower SYBR™グリーン1ステップRT-PCRマスターミックス
• 高速—従来のRNA精製が30~60分かかるのに対し、DNase処理を含むサンプル調製が7分
• シンプル—合計12ステップ(サンプル調製とリアルタイムRT-PCRの組み合わせ)
• 確実—サンプルあたり10–100,000個の細胞の遺伝子発現解析が可能であり、結果は精製RNAを使用する場合と同等
• 手頃—1つの細胞サンプルに対して5回のリアルタイムRT-PCRを行うのに十分な試薬が含まれているので、サンプルごとに複数のターゲットを手頃な価格で研究することができます
シンプル 7分間のサンプル調製でリアルタイムRT-PCRに対応プレートでもチューブでも、Cells-to-CT™ 1ステップPower SYBR™グリーンキットは、7分というシンプルなサンプル調製手順を採用しています。本キットの溶解技術は、1サンプル当たり10–100,000個の培養細胞を処理できるように設計されています。細胞をPBSで洗浄後、室温で5分間、溶解液に溶解しますが、このときDNase処理も同時に行われます。溶解は室温にて停止液を用い、2分間のインキュベーションで終了します。これで、リアルタイムPCR装置でライセートを分析する準備が整いました。目的の遺伝子のプライマーセットを含むリアルタイムRT-PCRマスターミックスに追加するだけです。または、ライセートを–20°℃で保存することもできますサンプルは培養プレート(96ウェルまたは384ウェル)上で直接処理できるため、サンプル操作回数やサンプルロスあるいは移し替えによるエラーの可能性が最小限に抑えられ、迅速なハイスループット処理が可能になります。工程が多い従来のRNA分離プロトコルとは異なり、熱処理、洗浄、または遠心分離のステップは必要ありません。このキットでは、手間のかかる30~60分間のプロセスが大幅に簡素化され、7分まで短縮されます。
完全に検証済み、求めやすい価格Cells-to-CT™ 1-Step Power SYBR™ Green Kitのすべてのコンポーネントは、一貫性と信頼性の高い性能が得られるように最適化されています。これにより、個々のサンプル調製でリアルタイムワンステップRT-PCRのマスターミックスを組み合わせる際に、勘に頼る作業がなくなります。
品質保証のため、Cells-to-CT™ 1ステップPower SYBR™グリーンキットは、一般的な遺伝子ターゲットのプライマーセットで検証されており、精製したRNAを用いた場合と同等の性能を示します。
Cells-to-CT™ 1ステップPower SYBR™グリーンキットは、遺伝子発現実験に最適な製品です。1サンプルあたり5回のリアルタイムRT-PCRを行うのに十分な試薬が含まれているため、同じ作業を行うためにマスターミックスとRNA精製キットを別々に購入するのに比べて、大幅な節約になります。
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SYBR™グリーンCells-to-CT™コントロールキットは、SYBR™グリーンCells-to-CT™製品で使用するために設計されました。このキットには、サンプルローディングのばらつきを標準化する内在性コントロールプライマーセット(ACTB)と、PCR阻害の影響をモニターするための人工的なXenoRNA™コントロールとそれに対応するプライマーセットが含まれています。