Click-iT™ Plus OPP Alexa Fluor™ 594 Protein Synthesis Assay Kit

Click-iT™ Plus OPP Alexa Fluor™ 594タンパク質合成アッセイキットは、蛍光顕微鏡またはハイコンテントイメージングを用いたタンパク質合成の検出のために、迅速で高感度な非放射性のメソッドを提供します。このアッセイでは、完全なメチオニン含有培地中で新たに翻訳されたタンパク質に、O-プロパルギル- ピューロマイシン（OPP）が効率的に取り込まれ、迅速で特異性の高い穏やかなクリック反応において明るく光安定性の高いAlexa Fluor™色素で蛍光標識されます。

このキットの特長は以下のとおりです：

•培地の変更が不要—完全なメチオニン含有培地での作業でき、細胞培地を除去する必要がありません
• マルチプレックス対応—Click-iT™ Plusテクノロジーにより、GFPからのシグナルおよび蛍光標識ファロイジンの結合を保持します
• 非放射性—従来の ³⁵S-メチオニン法の代替
• in vivo作業—公開された結果により、タンパク質翻訳の測定のためにin vivoで使用できることが実証されています

このキットには、ピューロマイシン（別売り）のアルキンアナログであるO-プロパルギル-ピューロマイシン（OPP）、Alexa Fluor™ 594ピコリルアジド、およびクリック反応を行うために必要なすべての試薬が含まれています。OPPは培養細胞に供給され、活性タンパク質合成中にタンパク質に取り込まれます。Alexa Fluor™ 594ピコリルアジドとClick反応試薬を添加すると、ピコリルアジド色素とOPPのアルキンの間で化学選択的ライゲーション、いわゆる「クリック」反応が生じ、イメージングベースの分析により修飾タンパク質を検出できます。

クリック反応では、生体直交（生物学的にユニークな）部分を使用して、増殖細胞を蛍光標識し、低いバックグラウンドと高い検出感度を実現します。反応条件が穏やかなため、Click-iT™ Plusアッセイはタンパク質翻訳イベントを検出し、細胞形態の保存、蛍光標識ファロイジンの結合、およびGFPからの蛍光シグナルを可能にします。

従来の方法で使用されていた ³⁵S-メチオニンとは異なり、OPPはアミノ酸アナログではないため、完全な培地で細胞に直接添加したり、 in vivoでのタンパク質合成の決定に使用することができます。

このキットには、接着細胞サンプル中で新たに翻訳されたタンパク質中で、取り込まれたOPPの標識および検出に必要なすべての成分が含まれています。このキットには、検査ごとに1 mLの反応バッファーを使用して18 mm × 18 mmのカバースリップ25枚をラベリングするのに十分な試薬が含まれています。