Click-iT™ Plus EdU Cell Proliferation Kit for Imaging, Alexa Fluor™ 488 dye
Click-iT™ Plus EdU Cell Proliferation Kit for Imaging, Alexa Fluor™ 488 dye
Invitrogen™

Click-iT™ Plus EdU Cell Proliferation Kit for Imaging, Alexa Fluor™ 488 dye

Green features
Click-iT Plus EdU細胞増殖イメージングキットは、蛍光顕微鏡アプリケーション用に最適化されており、従来の増殖アッセイに代わる優れた選択肢です。このアッセイでは、修飾チミジンアナログEdU(5-エチニル-2'-デオキシウリジン、チミジンのヌクレオシドアナログ)が新たに合成されたDNAに効率的に組み込まれ詳細を見る
製品番号(カタログ番号)数量
C106371キット
製品番号(カタログ番号) C10637
価格(JPY)
122,200
Each
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数量:
1キット
Click-iT Plus EdU細胞増殖イメージングキットは、蛍光顕微鏡アプリケーション用に最適化されており、従来の増殖アッセイに代わる優れた選択肢です。このアッセイでは、修飾チミジンアナログEdU(5-エチニル-2'-デオキシウリジン、チミジンのヌクレオシドアナログ)が新たに合成されたDNAに効率的に組み込まれ、高速で高特異性のマイルドなクリック反応で、明るく光安定性の高いAlexa Fluor™色素で蛍光標識されます。

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• シンプル—初回から効果を発揮し、毎回従来の方法より短時間で作用します
• 効率的—変性ステップや過酷な処理が不要
• 充実した内容の結果—細胞形態、抗原構造、GFP蛍光シグナル、DNAの完全性の保存性が向上
• 一貫性—検出用の可変抗体のロットに依存しません

このキットには、組み込まれたEdUの標識と検出に必要なすべての成分が含まれており、付着細胞からサンプルの細胞周期解析を行うことが可能です。細胞周期解析用のキットには、青色蛍光Hoechst 33342色素が含まれています。このキットには、検査ごとに500 µLの反応バッファーを使用して、18 x 18カバースリップを50回ラベリングするための十分な試薬が含まれています。

BrdU法に関連する過酷な処理を避ける
細胞増殖の変化の測定は、細胞の健康状態の評価、遺伝毒性の測定、および抗がん剤の評価に不可欠な方法です。そのためのもっとも正確な方法は、DNA合成を直接測定することです。従来の方法では、ヌクレオシドアナログBrdU(5-ブロモ-2'-デオキシウリジン、チミジンのヌクレオシドアナログ)を利用しており、新たに転写された DNAに取り込まれます。取り込み後、サンプルを過酷な方法(HCl、熱、または酵素)で処理して、DNAを変性させ、抗BrdU抗体によって検出されるようにBrdU分子を露出させます。しかし、細胞増殖を測定するBrdU法は時間がかかり、一貫性のある実行は困難です。この方法に必要な過酷な処理は、サンプルの完全性、細胞形態、画像品質、およびマルチプレックス能力に悪影響を及ぼす可能性があります。

Click-iT™ Plus EdUアッセイは、ヌクレオシドアナログEdUをDNAに組み込むことにより、新しいDNA合成率を測定します。検出は、通常30分以内に完了する触媒的な「クリック」反応によって達成されます。クリック反応では、生体直交(生物学的にユニークな)部位を使用して、増殖細胞を蛍光標識し、低いバックグラウンドと高い検出感度を実現します。Click-It™ Plusアッセイは、穏やかな反応条件により、細胞の形態、DNAの完全性、抗原結合部位、およびGFPからの蛍光シグナルを維持しながら、細胞増殖を正確に測定できます。DNAの完全性を維持することで、細胞周期解析に使用される色素による染色など、DNA染色が可能になります。
研究用途にのみご使用ください。診断目的には使用できません。
仕様
検出法蛍光
染色剤タイプAlexa Fluor™ 488
フォーマットバイアル
グリーン機能危険性が低い
数量1キット
使用対象(アプリケーション)細胞生存率, 増殖および機能
使用対象 (装置)蛍光顕微鏡
製品ラインClick-iT
製品タイプ細胞増殖キット
Unit SizeEach
組成および保存条件
EdU(5-エチニル-2'-デオキシウリジン)、Alexa Fluor™ dye-picolyl azide、無水ジメチルスルホキシド(DMSO)、Click-iT™ EdU反応バッファー、銅保護剤、Click-iT™ EdUバッファー添加剤、およびHoechst 33342を含みます。
  • 2℃~8℃で保存してください
  • 乾燥した状態で、遮光してください。

    よくあるご質問(FAQ)

    Click-iT® EdU kitを用いて 細胞増殖アッセイを行っています。 どのポイントで途中停止をかけられますか? あるいは、全てのステップを連続して行う必要がありますか?

    EdU はDNAに化学的に取り込まれています。 そのため、サンプルを固定後、PBSを加えて4℃で一晩保存することが可能です。また、クリック反応により、Alexa Fluor® azide はEdUに共有結合で結合します。 そのため、クリック反応後も、PBS中で 4℃で一晩保存することが可能です。

    Click-iT® EdU のコントロールとして、EdUを投与しなかったサンプルをAlexa Fluor 594 azide で染色した。 サンプルはマウスの心臓組織切片だが、ある特定の細胞集団で非特異的な赤色の染色が見られる。 それらはDAPIの染色と重ならない。何が起こっているか?

    この問題は Alexa Fluor® 594 azide の染色ではないと考えられます。 マウス組織には内在的なアルキンはないため、Alexa Fluor® 594 azideが結合するものはありません。 また、この染色が核染色 (DAPI) とも重ならないため、これはEdUの非特異染色とも異なります。 これは、実際には赤血球が見えています。赤血球は赤い自家蛍光をもつ一方で核を有していません。 これは完全に未標識(色素も添加していない)切片でもこれらの染色が存在するかどうか確認することで検証できます。 また、高倍率の観察で赤血球の形状も見られます。

    Click-iT EdU Imaging Kit で、EdUを in vivoに取り込ませる実験系できれいに染まっていた。 Click-it Plus EdU Imaging Kit に変更した途端、うまく染色されなくなった。 どうして?

    Click-iT Plus EdU Imaging Kit では、他の検出系との互換性のため、反応バッファーをマイルドなものに変更しています。 弊社にてパラフィン包埋切片にて Click-iT Plus EdU Imaging Kit でも問題無く染色できることを確認してはおりますが、サンプルによってはバッファーの影響が出てしまった可能性があります。
    通常のプロトコールで Copper Protectant を添加するステップを 100 mM 硫酸銅(II)水溶液に置き換えることで対応できます。 逆に染まりすぎることもありますので、その場合は、Copper Protectant と 硫酸銅水溶液を適度に混合してご使用ください。  反応バッファーはマイルドではなくなり、GFPなどは消光します。 もしGFPをご使用の場合は、anti-GFPを用いた免疫染色で検出してください。

    Click-iT Plus EdU Imaging Kit は、今までの Click-iT EdU Imaging Kit と何が異なるのですか?

    Click-iT EdU Imaging Kit では、反応バッファーに含まれていた銅イオンによって、GFPやR-PEが消光するなど、他の検出系との互換性の問題がありました。 Click-iT Plus EdU Imaging Kit では、銅イオンにキレート剤を付加することにより他の物質への影響を減少させました。 それに伴い、今までの Alexa Fluor azide を Alexa Fluor picolyl azide という物質に変更することで、クリック反応そのものの効率が落ちないようにしています。 Click-iT Plus EdU Flow Kit につきましても同様です。

    What is the excitation/emission maxima of the Alexa Fluor 488 dye?

    Alexa Fluor 488 has fluorescence excitation and emission maxima of 495/519 nm.

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    引用および参考文献 (12)

    引用および参考文献
    Abstract
    Phytotoxic action of naphthoquinone juglone demonstrated on lettuce seedling roots.
    Authors:Babula P, Vaverkova V, Poborilova Z, Ballova L, Masarik M, Provaznik I,
    Journal:
    PubMed ID:25240266
    'Juglone, 5-hydroxy-1,4-naphthoquinone, is the plant secondary metabolite with allelopathic properties, which was isolated especially from the plant species belonging to family Juglandaceae A. Rich. ex Kunth (walnut family). The mechanism of phytotoxic action of juglone was investigated on lettuce seedlings Lactuca sativa L. var. capitata L. cv. Merkurion by determining ... More
    Label-retaining cells in the adult murine salivary glands possess characteristics of adult progenitor cells.
    Authors:Chibly AM, Querin L, Harris Z, Limesand KH,
    Journal:
    PubMed ID:25238060
    Radiotherapy is the primary treatment for patients with head and neck cancer, which account for roughly 500,000 annual cases worldwide. Dysfunction of the salivary glands and associated conditions like xerostomia and dysphagia are often developed by these patients, greatly diminishing their life quality. Current preventative and palliative care fail to ... More
    RECQ5 Helicase Cooperates with MUS81 Endonuclease in Processing Stalled Replication Forks at Common Fragile Sites during Mitosis.
    Authors:
    Journal:Mol Cell
    PubMed ID:28575661
    Zebrafish imaging reveals TP53 mutation switching oncogene-induced senescence from suppressor to driver in primary tumorigenesis.
    Authors:
    Journal:Nat Commun
    PubMed ID:35304872
    Single-cell analysis identifies a key role for Hhip in murine coronal suture development.
    Authors:
    Journal:Nat Commun
    PubMed ID:34880220