Thermo Scientific™ Oxoid™ ジクロラン・ローズベンガル・クロラムフェニコール(DRBC)(ISO)寒天基礎培地を用いることにより、ISO 21527-1: 2008 に準拠し、食品変敗に関連する酵母やカビを分離、計数することができます。ジクロラン・ローズベンガル・クロラムフェニコール(DRBC)(ISO)寒天培地は、ローズベンガル・クロラムフェニコール寒天培地または酸性ポテトデキストロース寒天培地で分離が難しい菌種の発育を支持しつつ、広く存在するカビや細菌の発育を阻害するよう特別に設計されています。
ジクロラン・ローズベンガル・クロラムフェニコール(DRBC)寒天基礎培地を用いることにより、水分活性 0.95 aW 以上の食品中の酵母やカビの生菌を選択的に分離し計数することができます。
- ISO 21527-1: 2008 に準拠しています。
- 食品試料中の酵母やカビの生菌に選択的です。
DRBC(ISO)は元来のローズベンガル・クロラムフェニコール培地
1の改良版ですが、ローズベンガルの成分の他にジクロランを添加し pH を 5.6 に変更する最適化が行われている点が異なります。
この培地にはクロラムフェニコールが含まれているため細菌の発育が阻害され、カビと酵母の発育が促されます。カビが広がるのを阻害しコロニーの大きさを抑えることで、計数および検出が向上します。DRBC(ISO)寒天培地のpH を低く抑えることによりローズベンガルによる酵母の発育抑制効果を高めています。
国や地域によっては、取扱いのない製品があります。お問い合わせください。
Remel™ および Oxoid™ 製品は、Thermo Scientific™ ブランドの一部です。
1.Pitt J. I. (1984) Personal Communication.