ARL ファイアアッセイアナライザー
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Thermo Scientific™

ARL ファイアアッセイアナライザー

Thermo Scientific™ ARL ファイアアッセイアナライザーは試金法鉛ボタンに含まれる微量の貴金属の分析を簡素化します。
製品番号(カタログ番号)タイプ
IQLAAHGABDFAANMACCARL iSpark 8860 Fire Assay Analyzer; Configurable
製品番号(カタログ番号) IQLAAHGABDFAANMACC
価格(JPY)
-
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タイプ:
ARL iSpark 8860 Fire Assay Analyzer; Configurable

Thermo Scientific™ ARL ファイアアッセイアナライザーは試金法鉛ボタンに含まれる微量の貴金属の分析を簡素化します。

試金法は、鉱石に含まれる微量の貴金属を分析するための選択手法です。固体発光分光分析装置における最新技術を採用したThermo Scientific ARL FAA を使うと、微量の貴金属が鉛ボタン中で直接分析されることにより灰吹きが不要となり、効率的かつ費用効率的な分析が可能です。

従来、鉱石試料は加熱され、特定のリサージ (一酸化鉛)、還元剤 (例、小麦粉) およびスラグを形成する化合物を含む溶剤と混合される前に、粉砕され重量測定されていました。リサージが金属鉛に還元され、定量的に貴金属を抽出します。次に溶融混合物を型に流しこむと、不要な不純物は表面に浮かんでいるスラグに移動し、貴金属を含む鉛は底に沈みます。スラグを冷却および除去した後、“灰吹き法”が行われ、この工程により得られた鉛ボタンを開放炉の中の“灰吹き皿 ” 上に置きます。 鉛は空気により酸化され、貴金属ビーズのみを残して灰吹き皿に吸収されます。このビーズは、貴金属測定の目的に合わせてさまざまな技術により分析されます。従来、灰吹き法は高価で環境に悪く、労働集約的でした。一方、固体発光分光分析装置 (OES) は、鉛ボタン中の貴金属濃度の測定に直接利用できるので、多くの利点があります。

ARL ファイアアッセイアナライザーの利点には以下が含まれます :

  • 灰吹きを必要とせず工程が簡素化また加速するので灰吹き皿、炉、消費電力、化学物質、実験装置などのコストの削減につながります。
  • 簡素で清潔な技術が、従来の環境に悪い労働集約的な灰吹き法、試料準備の技術や分析に取って代わります
  • すべての貴金属において高品質の結果をもたらすので、もっとも要求の厳しい作業にとっても理想的です (例、プラント制御や貴金属の計算)
  • すべての貴金属は試料中で約 1 分以内に同時分析されます
  • 高い安定性と簡単なメンテナンスで最適な分析が可能です
  • オペレーターは最低限のトレーニングのみを必要とされています。
  • 高処理量および分析の信頼性を保証するための試料準備と取扱いの自動化が可能です
  • 工場出荷時に検量線作成されているので簡単かつ迅速な設置と試運転が可能です
重要な特性 :
  • デジタル化発光電源は、スパーク放電のすべてのパラメーターの選択に対応しています : 超低電流の発生により高感受性、優れた再現性を提供し限られたサイズの試金法ボタンの小型化を可能にします
  • 時間分解分光法 (TRS) システム : ノイズ比に対するシグナルがもっとも有益な場合において、感度と微量成分分析の精度を最適化しながらデータ取得のために適切な時間枠を設定します
  • 焦点距離 1m の Paschen-Runge 真空ポリクロメーターで優れた分解能を提供します
  • フレキシブルで強力な OXSAS 分析ソフトウェア
  • 室温 38°C でキャビネット内部温度が ±0.1° に制御された特製鋳鉄キャビネット
  • 自給式閉ループ冷却システム付きのアルゴン通気済み水冷式テーブル
  • 人間工学に基づいて設計されたキャビネットで迅速な試料の投入とその確認が可能です
  • 貴金属産業
仕様
タイプARL iSpark 8860 Fire Assay Analyzer; Configurable
Unit SizeEach