Thermo Scientific™

aLICator LIC Cloning and Expression Kit 1 (untagged)

製品番号(カタログ番号): K1241
Thermo Scientific™

aLICator LIC Cloning and Expression Kit 1 (untagged)

製品番号(カタログ番号): K1241
製品番号(カタログ番号)
K1241
ユニットサイズ
20 reactions
価格(JPY)
在庫と納期
製品番号(カタログ番号)ユニットサイズ価格(JPY)在庫と納期
K124120 reactions
製品概要
ビデオ
推奨事項
推奨事項
参考資料
FAQ
引用および参考文献
その他の情報
推奨事項
Thermo Scientific aLICator™ LICクローニングおよび発現システムは、大腸菌における遺伝子の発現を、ライゲーションに依存することなく、高速かつ効率的にクローニングしたり厳密に制御したりできるように設計されています。pLATE細菌発現ベクターは、最小限のバックグラウンド(非誘導)発現と組み合わせて、ターゲットタンパク質の高レベルな発現を実現するように設計されており、大腸菌細胞に対して毒性を持つタンパク質の発現を可能にします。aLICatorシステムは、発現ベクターへのインサートクローニングのプロセスを効率化および促進するために、クローニング効率を高める迅速な手法として、方向性のあるLICクローニングテクノロジーを使用しています。

厳密に制御された発現と迅速かつ効率的な方向性のあるクローニングにより、aLICator LICクローニングおよび発現システムは、大腸菌におけるルーチンおよび毒性遺伝子のクローニングと発現に最適な選択肢となります。

特長

• 高効率のLICクローニング
• 遺伝子発現の厳密なコントロール
• 高収量発現
• 汎用性 — タグ除去オプションを備えた、タグ付きまたはタグなしのタンパク質発現

アプリケーション

• 方向性のあるPCR産物のクローニング
• 厳密に制御されたタンパク質発現
• 毒性遺伝子の発現

原理

aLICator LICクローニングシステムは、方向性のあるLICクローニングテクノロジーを使用して、発現ベクターへのクローニングを効率化および促進します。LICは、95%を超える高いクローニング効率を実現し、ライゲーションおよび制限酵素消化ステップの必要性を排除します。

LIC法では、T4 DNAポリメラーゼを使用して、pLATEベクターおよびDNAインサート上に14~21塩基ヌクレオチドの一本鎖オーバーハングを作成します。T4 DNAポリメラーゼは、2種類の酵素活性(5'→3'ポリメラーゼ活性および3'→5'エキソヌクレアーゼ活性)を持ちます。エキソヌクレアーゼ活性はDNAの3'末端からヌクレオチドを除去し、ポリメラーゼ活性はdNTPと相補的DNA鎖をテンプレートとして使用して鎖を復元します。LICプロトコルでは、反応にdGTPのみが含まれているため、相補鎖にシトシンが最初に出現したときに3'→5'エキソヌクレアーゼ活性と5'→3'ポリメラーゼ活性が平衡化されます。アニーリング後、LICベクターとインサートは、T4 DNAリガーゼを使用することなく、コンピテント大腸菌細胞に形質転換されます。細胞内のベクター/インサートのジャンクションでは共有結合の形成が起こり、環状プラスミドが形成されます。

特長

このシステムは、pLATEシリーズの細菌発現ベクターに基づく4種類のキットで構成されています。

aLICator™ LICクローニングおよび発現キット1 - pLATE11ベクター、タグなしのタンパク質発現
aLICator™ LICクローニングおよび発現キット2(N末端Hisタグ/EK) — pLATE51ベクター、N末端Hisタグタンパク質発現
aLICator™ LICクローニングおよび発現キット3(C末端Hisタグ) — pLATE31ベクター、C端末Hisタグタンパク質発現
aLICator™ LICクローニングおよび発現キット4(N端末Hisタグ/WQ) — pLATE 52ベクター、N末端Hisタグタンパク質発現、WELQut切断
aLICator™ LICクローニングおよび発現セット1(オールインワン/EK) — pLATE11、pLATE51、pLATE31ベクター、Hisタグタンパク質発現(タグなし、N末端またはC末端から選択)
aLICator™ LICクローニングおよび発現セット2(オールインワン/WQ) — pLATE11、pLATE52、pLATE31ベクター、Hisタグタンパク質発現(タグなし、N末端またはC末端から選択)

N末端またはC末端の6xHisタグの位置が既知のタンパク質の場合は、適切なN末端またはC末端のキットを使用することをお勧めします。タンパク質の構造や特徴がよく知られていない場合は、3つのベクターすべてにクローニングし、さらなる研究のためにもっとも適合性の高いベクターを決定することをお勧めします。

関連製品
aLICator LIC Cloning and Expression Kit 2(N末端Hisタグ/EK)
aLICator LIC Cloning and Expression Kit 3(C末端Hisタグ)
aLICator LIC Cloning and Expression Set 1(オールインワン/EK)
aLICator LIC Cloning and Expression Kit 4(N末端Hisタグ/WQ)
aLICator LIC Cloning and Expression Set 2(オールインワン/WQ)
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.

仕様

抗生物質耐性菌
アンピシリン(AmpR)
クローニング法
LICクローニング
フォーマット
キット
サンプルタイプ
PCR産物
使用対象(アプリケーション)
PCRクローニング
反応数
20反応
製品ライン
aLICator
製品タイプ
クローニングおよび発現キット
プロモーター
T7
タンパク質タグ
タグなし
数量
20反応
ベクター
pLATE

ドキュメントおよびダウンロード

証明書

    よくあるご質問(FAQ)

    引用および参考文献

    Search citations by name, author, journal title or abstract text