mRNA Catcher™ PLUS Purification Kit

mRNAキャッチャー™PLUSキットは、細胞、組織、血液、およびトータルRNAからのmRNAのハイスループット浄化を96ウェルフォーマットで実現します。mRNAキャッチャーPLUSキットは、ロック核酸（LNA）テクノロジーを利用することで、mRNAの収量と純度を維持しながら、性能の向上とプロトコルの高速化を実現します(表を参照）。mRNAキャッチャー™PLUSキットの特長：

•堅牢な性能 —ウェルあたりの高い結合容量（>80 ng／ウェル）
• 再現性のある結果—ウェル間およびプレート間の低いCV値（約2%）
• 最適化されたプロトコル —小さなサンプルサイズ（100個の細胞、4 mgの組織、40 μLの血液）
• 適合するプレート設計—ほとんどのPCRサイクラーで使用できます

ワークフロー
トータルRNA、細胞、組織、血液サンプルから得られるmRNAが、固定化された一本鎖20-merオリゴ（dT）含有LNAにハイブリダイズされます。オリゴプローブにLNAを組み込むことで、mRNA結合のハイブリダイゼーション効率と特異性が向上します。mRNAは、溶出することも、ウェル内でcDNAに直接逆転写することもできます。mRNAキャッチャーPLUS法では、遠心分離、沈殿、相分離、カラムろ過が不要です。さらに、大規模プロセスのための合理化されたハイスループット発現プロファイリングのために、この方法全体が自動化に対応しています。単離したmRNAは、RT-PCRやqRT-PCRなどのダウンストリームアプリケーションでの使用に適しています。