Thermo Scientific IPTG(イソプロピル-β-D-チオガラクトピラノシド)は、非常に安定したラクトースの合成類似体です。
lacリプレッサーを不活性化し、ラクトース利用の促進酵素であるβ-ガラクトシダーゼの合成を誘発します。IPTGは、l
lacオペロンの制御下でクローンされた遺伝子の発現を誘発するために使用されます(リファレンス1を参照
)。また、
X-Gal(#R0941)と併用して、青/白コロニースクリーニングでの
lac表現型の判断に使用されます。
アプリケーション• 組み換え型(白)と非組み換え型(青)のコロニーを区別するための青白コロニースクリーニング(リファレンス1を参照
)
•
lacプロモーターの制御下にある遺伝子発現の誘導
注• 100mM(23.83mg/mL)の調合液が推奨されます。
•青/白コロニースクリーニング用に、水のストック溶液を推奨します。LB(尿ブロス)培地内で0.1 mMの最終IPTG濃度を使用します
• IPTG、ダイオキシンフリーで、+4℃で保存します。
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