製品概要

Applied Biosystems QuantStudio 6および7 ProリアルタイムPCRシステムは、より高い柔軟性を提供し、さまざまなアプリケーションやスループット要件をサポートします。このシステムの高度機能は、ランをハンズフリーで設定可能にすることで汚染を低減するよう設計されています。装置がどこにあっても、またはユーザーがどこにいても、モバイルデバイスからランのスケジューリングやモニタリングが可能で、実験のセットアップ、データの解析、および結果の共有をコンピュータからできます。 
  

QuantStudio 6および7 Proシステムの96ウェルブロックはVeriFlexテクノロジーを採用しており、正確な温度制御を実現します。これらのブロックは独立したゾーンに分割されているため、同じラン内で複数のサイクリング条件を使用でき、実験条件の最適化が可能です。また、96ウェル0.2 mlブロック、96ウェル0.1 mlブロック、384ウェルブロック、およびTaqManアレイカード(QuantStudio 7 Proモデルのみ)に対応する交換可能なブロックを使用して、スループットを向上できます。QuantStudio 7 Proシステムのその他の独自機能には、自動化対応機能や、21 CFR Part 11準拠をサポートするソフトウェア機能があります。これらの機能の多くは、QuantStudio 6 Proシステムからのアップグレードにより追加可能で、変化するニーズに対応できます。 


特長

QuantStudio 6および7 Proシステムには、すべてのQuantStudioシステムに共通の機能に加えて、以下の特長も提供します:

リモートでのモニタリング、および共有

InstrumentConnectアプリを使用して、リモートで実験をモニタリングしたり、結果へのアクセスが可能

マルチプレックス

5つまたは6つの光学チャネル(QuantStudio 7 Proシステムでは21通りのフィルター組み合わせが可能)

交換可能なブロック

96ウェル(0.1および0.2 mL)、384ウェル、およびTaqManアレイカード(QuantStudio 7 Proモデルのみ)間でブロックフォーマットを交換できる柔軟性があり、ボタンを押すか音声コマンドを使用して簡単に交換

スマート機能

ハンズフリー機能-顔認証ログイン、RFIDリーダー、および音声コマンドによる基本操作

革新的なソフトウェア

データ解析アプリケーションは、複数のデータセットを便利な1か所に集約し、それらを美しいデータに視覚化して、高度な解析や洞察を提供

QuantStudio 7 Proシステムの特徴:

TaqManアレイカード

サンプル使用量は1.5μL以下で、最大384のターゲットをわずか8回のピペット操作で10分以内にロード可能。QuantStudio 7 Proシステムで利用可能(QuantStudio 6 Proシステムではアップグレードオプション)

自動化対応

Thermo Scientific Orbitor RS2マイクロプレートムーバーを使用することで、自動ローティング昨日を追加して、生産性を向上させ、手動のタスクを削減できます。

21 CFR Part 11準拠をサポートするソフトウェア

QuantStudio 7 Proシステムに付属(QuantStudio 6 Proシステムではアップグレードオプション)


ビデオおよびデモ

「とても小さいですね。ユーザーフレンドリーなインタラクティブタッチスクリーンに感心しています。コンピュータを装置の隣に置いておく必要がなく、クラウドに統合できることは非常に便利です。」

Mikael Kubista氏

TATAA Biocenter AB、

スウェーデン

「顔認証や音声コマンド、そして直感的に操作できて反応性に優れたタッチスクリーンメニューを備えているので、(コンピュータを介して装置を操作するのではない)スタンドアローン装置として、非常に使いやすい数少ない装置の1つです。」

Richard Fekete、

PhD

NemaMetrix Inc

「QuantStudio 6 Proソフトウェアとクラウド対応システムのConnectはワークフローやデータ管理が強化されているので、セットアップやデータ転送にかかる時間を大幅に節約できます。ラボから離れていても実行メソッドを設定でき、プレートを挿入すれば、その場を離れることができます。Connectへの自動データ転送機能は、データの管理と共有を大幅に簡素化しました。私たちがqPCRオペレーションをスケールアップする際は、チーム全員が同じデータや分析を見ていると確信できることが非常に重要なのです。」

Wenlan Hu氏

NemaMetrix Inc


ブロックの交換(たとえば96から384ウェルへ)を迅速かつ簡単に行え、ツール不要です。オンボードソフトウェアがシンプルなプロセスをガイドします。

QuantStudio 7 Proシステムでは、マイクロプレートロボットのOrbitor RS2ムーバーを使用できます。これにより、自動化環境でリアルタイムPCRが可能で、サンプルスループットの向上と無人操作時間の増加を実現できます。

QuantStudio 7 Proシステムでは、TaqManアレイカードを使用して効率を向上できます。最大384のターゲットをわずか8回のピペット操作でロードできます。サンプルとマスターミックスを添加するだけで、10分以内に準備が完了します。TaqManアレイカードを使用した場合、サンプル使用量は1.5μL以下で済むため、貴重なサンプルに最適です。


サンプルデータ

  • 1.5倍の差異の識別
  • Applied BiosystemリアルタイムPCRシステムの比較
  • 10Logsの分離能
  • シングルコピーの検出
  • マルチプレックス反応

異なるクラスターは、QuantStudio 7 Proシステムが2倍および1.5倍の差異を99.9%の信頼度で識別できることを示しており、これはQuantStudio 7 Flexなどの他のQuantStudioシリーズ、および7900HT装置と同等です。インプット量の差異が2倍と1.5倍の肝臓全cDNAサンプルを評価しました。それぞれのプラットフォームソフトウェアを使用し、自動しきい値およびベースラインを適用して分析した後、データをエクスポートし、SAS JMP v13統計ソフトウェアを使用して解析しました。

QuantStudio 7 Proシステムは、1.5倍の遺伝子発現量差を検出できます。KAZプラスミドの希釈系列を増幅しました。縦軸は、ROX色素に対して標準化した蛍光の変化を示します。横軸は、サイクル数の増加を左から右に向かって示します。これは右側の、標準曲線としてプロットすることにより検証されます。標準曲線の縦軸はサイクルしきい値で、横軸は希釈系列を示し、濃度は左から右に向かって増加します。

異なる遺伝子で比較した際の、QuantStudio 7 Proシステムとその他のApplied Biosystemsプラットフォームの同等な結果。新しいQuantStudio 7 Proシステムを使用した場合と、QuantStudio 7 Flexおよび7900HT装置を使用した場合の相対遺伝子発現の同等性を実証するため、FAM-MGBで標識した3つの遺伝子アッセイ(GFAP、ALB、およびKRT1)と、内在性コントロール、PPIA(VIC-QSY、プライマーに限定的)を、各プラットフォームで実行しました。 

96ウェルブロックを使用した、10倍希釈のKAZプラスミドDNAの増幅により実証された、10ログのインプットテンプレート量における再現性の高い分離能縦軸は、ROX色素に対して標準化した、バックグラウンドを差し引いた蛍光のログ値を示します。横軸は、サイクル数の増加を左から右に向かって示します。

NTC(紫)と比較したKAZプラスミドのシングルコピー(青)。QuantStudio 7 Proシステムは一貫してシングルコピーを検出しており、NTC(43/48陽性ウェル)から明確に区別できます。

マルチプレックス反応は、VIC色素で標識した18S rRNAと、FAM標識TaqManプローブおよびプライマーで標識したTGFb遺伝子を検出できます。反応には高速マスターミックスを使用し、96重複で実行しました。縦軸は、ROX色素に対して標準化したた蛍光の変化を示し、横軸は、増加するサイクル数を左から右に向かって示します。CT値は、増幅産物の明確で一貫した分離を示し、重複間の標準偏差は低く抑えられています。


装置のキャリブレーションキットおよび検証プレート

QuantStudio 7 Proシステムのパフォーマンスを、以下のキャリブレーションキットで最大化できます。

QuantStudio 7 Proシステム、TaqManアレイカード


仕様

*アップグレード可能

 

 

研究用途にのみ使用できます。診断目的には使用できません。