TMT10plex™ Isobaric Label Reagents and Kits
TMT10plex™ Isobaric Label Reagents and Kits
Thermo Scientific™

TMT10plex™ Isobaric Label Reagents and Kits

アミン反応性のThermo Scientific TMT10plex™アイソバリック質量タグ標識試薬セットは、タンパク質のタンデム質量分析(MS)によって、マルチプレックス化された同定および定量分析を可能にします。このTandem Mass Tag™詳細を見る
製品番号(カタログ番号)数量製品タイプ
9011330反応キットTMT10plex Isobaric Mass Tag Labeling Kit
9011010反応セットTMT10plex Isobaric Label Reagent Set
9011130反応セットTMT10plex Isobaric Label Reagent Set
9040660反応TMT10plex
903098 x 0.2 mgIsobaric Label Reagent Set
製品番号(カタログ番号) 90113
価格(JPY)
660,500
Each
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数量:
30反応キット
製品タイプ:
TMT10plex Isobaric Mass Tag Labeling Kit
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アミン反応性のThermo Scientific TMT10plex™アイソバリック質量タグ標識試薬セットは、タンパク質のタンデム質量分析(MS)によって、マルチプレックス化された同定および定量分析を可能にします。

このTandem Mass Tag™(TMT™)10-plex試薬セットには、アミン反応性NHSエステル基、スペーサーアーム、および質量レポーターで構成された同一の質量と化学構造を有する(すなわちアイソトポマーの)10種類のアイソバリック化合物が含まれます。この試薬セットにより、細胞または組織から調製された最高10個の異なるペプチドサンプルを同時に標識して、分析用に組み合わせてることが可能です。各サンプルに対して、高分解能MS/MSスペクトルの低質量領域の固有のレポーター質量 (TMT10 126~131 Da) を使用して、ペプチド断片化およびタンデム質質量分析により相対的なタンパク質発現レベルを測定します。

このTMT10plexアイソバリック標識試薬セットの特長:

強力 – 複数のサンプルを同時にMS分析できるため、サンプルスループットが向上し、細胞、組織、または生体液のサンプルを最大10個まで相対定量可能
高い一貫性 – TMTzero™TMTduplex™TMTsixplex™、およびTMT10plex™試薬は試薬構造と性能が同じであるため、メソッド開発からマルチプレックス定量に効率的に移行でき、異なるプラットフォームやデータセットでのバイオマーカー探索研究が可能
堅牢 – マルチプレックス性能が向上しているため、サンプルの定量値欠測が減少し、反復測定間の信頼性が向上
効率的 – アミン反応性のNHSエステル活性化試薬は、タンパク質配列やタンパク質分解酵素の特異性に関係なく、すべてのペプチドを効率的に標識
優れた適合性 – Q Exactive、Orbitrap Elite™、およびOrbitrap Fusion™ Tribrid™装置などの高分解能Thermo Scientific MS/MSプラットフォーム用に最適化済みで、Proteome Discoverer™ 1.4が完全にサポートするデータ解析に対応

アプリケーション:
• 複数の細胞、組織、または生体液サンプルからのタンパク質の同定と定量
• 正常状態と疾患状態または対照群と治療群のタンパク質発現プロファイリングの比較
• 1回の実験で最大10種類のサンプルを同時にマルチプレックス化
• 抗体が使用できないタンパク質の定量分析
• 膜および翻訳後修飾タンパク質の同定と定量
• 1回の実験での数百から数千のタンパク質の同定と定量

このタンデム質量タグ(TMT)試薬は、タンデム質量分析を使用して異なるサンプル中のタンパク質を同定および定量できるように特別に設計されています。TMT10plex標識試薬は、TMTzeroTMTduplex、およびTMTsixplex試薬と同じ構造ですが、質量レポーターに含まれる13Cおよび15N同位体の数や組み合わせが異なります。この同位体の違いにより、レポーターで質量差のあるタグの10プレックスセットが構築され、この違いは高分解能Orbitrap MS装置を使用して検出できます。

TMT10plex標識試薬の利点は、マルチプレックス相対定量の向上、サンプルスループットの増大、サンプルの定量値欠測の減少などです。TMT10plex標識試薬は、阻害剤の用量反応実験、経時的変化実験、または生物学的反復実験における複数のタンパク質サンプルの分析に最適です。

For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.

一般的な参考資料:

  1. Thompson, A., et al.(2003).Tandem mass tags: a novel quantification strategy for comparative analysis of complex protein mixtures by MS/MS.Anal.Chem.75(8), 1895-1904.
  2. Dayon, L., et al.(2008).Relative quantification of proteins in human cerebrospinal fluids by MS/MS using 6-plex isobaric tags.Anal.Chem.80(8), 2921 -2931.
仕様
最終産物タイプタンパク質
使用対象 (装置)質量分析計
標識または色素Tandem Mass Tag™(TMT)標識
数量30反応キット
対応可能対象30 Reactions
ワークフローステップタンパク質標識
検出法質量分析
製品ラインTMT10plex
製品タイプTMT10plex Isobaric Mass Tag Labeling Kit
原料細胞ライセート
Unit SizeEach
組成および保存条件
対応範囲:3つの10プレックス(3×10ウェイ)実験
• TMT10-126ラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-127Nラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-127Cラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-128N ラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-128Cラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-129Nラベル試薬 3 x 0.8 mg
• TMT10-129Cラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-130Nラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-130Cラベル試薬、3 x 0.8 mg
• TMT10-131ラベル試薬、3 x 0.8 mg
• 溶解バッファー(1 M重炭酸トリエチルアンモニウム)、5 mL
• 変性試薬(10% SDS)、1 mL
• 還元試薬(0.5 M TCEP)、1 mL
• ヨードアセトアミド、12 × 9 mg
• 消光試薬(50%ヒドロキシルアミン)、1 mL
• Pierceトリプシンプロテアーゼ、MSグレード、5 × 20 µg
• トリプシン保存液、250 µL
• アルブミン、ウシ、2.5 mg

-20℃で保存