Qubit ssDNAアッセイキットと任意の蛍光光度計またはプレートリーダーを用いて、一本鎖DNAを定量することができます。付属のバッファーで試薬を希釈しサンプルを添加して、Qubitまたは他の蛍光光度計で濃度を読み取ります。このアッセイはオリゴヌクレオチドまたは長鎖ssDNAを検出し、塩、溶媒、界面活性剤、タンパク質などの一般的な汚染物質に対し十分な耐性を示します。この定量アッセイでは、6塩基以下のヌクレオチドおよび短いオリゴヌクレオチドは干渉しません。

Qubit ssDNAアッセイキットは、Qubit蛍光光度計用に特別に設計されていますが、あらゆる蛍光光度計や蛍光プレートリーダーに使用できます。Qubit ssDNAキットは、一本鎖DNAまたはオリゴヌクレオチドの定量に最適です。しかし、一本鎖DNAには特異的ではありません。このアッセイキットは、二本鎖のDNAやRNAも検出しますが、混入したタンパク質やヌクレオチドは検出しません。このアッセイは、50 pg/μL～200 ng/μLの初期サンプル濃度に対して正確なデータが得られるように設計されており、1～200 ngのアッセイ範囲が可能となります。

キットには、濃縮アッセイ試薬、希釈バッファー、および希釈済みDNA標準液が含まれます。希釈バッファーでアッセイ試薬を希釈し、サンプル（1 µL～20 µL）を添加した後、Qubit Fluorometerで濃度を読み取ります。このアッセイは、塩類、遊離ヌクレオチド、溶媒、界面活性剤、タンパク質などの一般的な汚染物質に対し十分な耐性を示します。

ssDNA定量にはどの製品を選択すればよいですか？
• サンプル数が1～20であれば、このQubit ssDNAアッセイキットとQubit蛍光光度計を使用します。
• サンプル数が20～2,000であれば、Quant-iT OliGreen ssDNAアッセイキットとマイクロプレートリーダーを使用します。

注：
1.Qubit ssDNAアッセイキットは、Qubit 1.0、Qubit 2.0、Qubit 3、Qubit 4の各光度計で使用できます。
2.500 μL薄壁PCRチューブ（カタログ番号Q32856）は必須ですが、含まれていません。