Thermo Scientific X-Gal(5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリルβ-D-ガラクトピラノシド)は、β-ガラクトシダーゼ用の不活性発色基質です。X-Galを加水分解し、無色のガラクトースと4-クロロ-3-ブロモ-インディゴを生成して濃い青色の沈殿物を形成します。
IPTGによる
lacZ遺伝子の誘発により、X-Gal の加水分解が発生し、青色のコロニーが形成されます(サポートデータを参照)。
アプリケーション• 組み換え型(白)と非組み換え型(青)のコロニーを区別するための青白コロニースクリーニング(リファレンス1を参照
)
• トランスフェクトされた真核細胞でのβ-ガラクトシダ―ゼレポーター遺伝子表現型の可視化
• 免疫学および組織化学的手順でのβ-ガラクトシダ―ゼ活性の検出
注
• ジメチルホルムアミド(DMF)またはジメチルスルホキシド(DMSO)20 mg/mLのストック溶液の調合が推奨されます。DMFはプラスチックの材質を溶解します。DMFを含む溶液をプラスチック製のペトリディッシュに直接添加することは避けてください。
•DMFは毒性です。寒天プレートに細菌を植え付ける前に、ジメチルホルムアミドを含む X-Gal 溶液を完全に乾燥させてください。
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