SlowFade Diamond退色防止用封入剤は、グリセロールベースの液体封入剤であり、顕微鏡スライド上の蛍光標識細胞や組織サンプルに直接塗布します。可視および赤外スペクトル全域にわたって優れた褪色防止効果を発揮します。SlowFade Diamond封入剤は、ほぼすべての蛍光色素や蛍光タンパク質(GFP、RFP、mCherry など)と組み合わせることで、非常に輝度の高いシグナルと低いバックグラウンドを実現します。
SlowFade Diamond退色防止用封入剤には、以下の特長があります:
•可視および IR スペクトル全体にわたって、蛍光色素および蛍光タンパク質を退色から保護します
• すぐに使用可能な液体で硬化しないため、すぐにサンプルを観察することができます
• Alexa Fluor、FITCやCy3などの従来の色素、GFP、RFP、およびmCherryなどの蛍光タンパク質に最適です
• 蛍光シグナルの維持—ほとんど、またはまったく消光しません
蛍光イメージングのニーズに適した褪色防止用封入剤または光学洗浄試薬を選択 ›高解像度、または厚みのある組織や3D細胞培養を焦点深度 0~500 µmでイメージングするには、
SlowFade Glass退色防止用封入剤をお試しください。屈折率1.52のRIMS封入剤です。
お客様の実験ニーズに最適な SlowFade退色防止用試薬をお選びください ›SlowFade Diamond退色防止用封入剤は、すでにミックスされており、すぐに使用可能なドロッパーボトルで、DAPI含有タイプまたは不含タイプがあります。サンプルに一滴垂らしてカバースリップを載せ、イメージングするだけです。カバースリップの端を適切なカバースリップシール剤でシールすると、サンプルを数日から数週間保存できます。ガラスや液浸油に近い屈折率で長期保存する場合は、
ProLong Glass褪色防止用封入剤 をお勧めします。SlowFade Diamond封入剤の硬化を必要としない特性により、ラベリング後すぐにサンプルの評価およびイメージングができます。
可視およびIRスペクトルの全域にわたって光退色から保護しますどの蛍光色素や蛍光タンパク質を使用していても、SlowFade Diamond封入剤は光退色に対する最良の保護を提供します。最高クラスの性能は、Alexa Fluor色素、FITC、TRTC、Texasレッド、Cy3、Cy5 などの幅広い蛍光色素との組み合わせで実証されています。SlowFade Diamond封入剤は消光しません。また、バックグラウンドなしでより明るいシグナルを提供できるため、出版に最適な品質の高解像度画像を得ることができます。
イメージング中および迅速な確認のための安定したシグナルSlowFade Diamond封入剤は、ラベリング直後のサンプル分析に最適なオプションです。蛍光色素や蛍光タンパク質に対する退色防止特性により、長時間のイメージングセッション中(共焦点レーザースキャン照明下でスキャンを繰り返す場合など)や超高解像度顕微鏡を使用するときに、シグナル強度を維持することができます。さらに、染色したサンプルやマウントから余分な水分を除去するだけという使いやすさも兼ね備えています。スライドシール剤を使用すると、スライドを数日間または数週間保存できます。より長いアーカイブが必要な場合は、SlowFade Diamond封入剤をPBS で洗浄し、ProLong Diamond退色防止用封入剤でサンプルを再マウントできます。
鮮明な画像を得るための優れた屈折率を実現最新の高解像度イメージングアプリケーションにおいて、屈折率(RI)マッチングが不可欠です。SlowFade™ Diamond封入剤の屈折率は1.42で、培養細胞や組織の薄いスライスにお勧めです(厚さ10 μm未満)。
For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures.