Pierce™ Chromogenic Endotoxin Quant Kit

Thermo Scientific Pierce Chromogenic Endotoxin Quant Kitは高感度のエンドポイントアッセイで、変形細胞ライセートアッセイを使用してタンパク質、ペプチド、核酸、または抗体サンプル中のエンドトキシン（リポ多糖）を正確に測定および検出します。このキットは、0.01～0.1 EU/mLと0.1～1.0 EU/mLの2つの感度直線範囲で検出できます。

Pierce Chromogenic Endotoxin Quant Kitの特長と利点：
•高感度かつ広範囲—わずか0.01 EU/mL～1 EU/mLを検出
• 特異的—ß-グルカンによる干渉がなく、タンパク質、ワクチン、プラスミド、DNA、RNAなどの幅広いサンプルに適合
• 高速—アッセイはわずか20分
• エンドポイント発色アッセイ—標準的な分光光度計、またはプレートリーダーを用いて405～410 nmで測定

Pierce Chromogenic Endotoxin Quant Kitは変形細胞ライセート法に基づいたエンドポイント発色エンドトキシン検出アッセイで、カブトガニの循環変形細胞中に観察されるプロ酵素因子Cとエンドトキシンの相互作用によりエンドトキシンを測定します。このプロ酵素のタンパク質分解活性は、大腸菌などのグラム陰性細菌の細胞外膜由来のリポ多糖（エンドトキシン）存在下で活性化されます。タンパク質分解後にp-ニトロアニリン（pNA）を放出する合成ペプチド基質の存在下でFactor Cが活性化し、これは黄色を発色します。この405 nmの吸光度を測定することでエンドトキシン濃度を測定できます。

サンプル中のエンドトキシン濃度は、付属の大腸菌株O111:B4由来既知濃度エンドトキシン標準を使用して正確に定量されます。エンドトキシン濃度の測定は、エンドトキシン除去法の効率を評価したり、エンドトキシン汚染タンパク質を注入した組織培養細胞や動物のエンドトキシンショック、炎症、または敗血症を防止するために重要です。

アプリケーション：タンパク質、ペプチド、抗体、または核酸サンプル中のエンドトキシン濃度の定量

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