Click-iT™ EdU Alexa Fluor™ 647 HCS Assay
Click-iT™ EdU Alexa Fluor™ 647 HCS Assay
Invitrogen™

Click-iT™ EdU Alexa Fluor™ 647 HCS Assay

Green features
Click-iT™ EdU Alexa Fluor™ 647 HCSアッセイは、従来の増殖アッセイに代わる優れた細胞増殖測定法であり、ハイコンテントイメージングアプリケーション向けに最適化されています。このアッセイでは、修飾チミジンアナログのEdUが新しく合成されたDNAに効率的に取り込まれ詳細を見る
製品番号(カタログ番号)数量
C1035710 x 96ウェルプレート
C103562 x 96ウェルプレート
製品番号(カタログ番号) C10357
価格(JPY)
489,700
Each
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数量:
10 x 96ウェルプレート
Click-iT™ EdU Alexa Fluor™ 647 HCSアッセイは、従来の増殖アッセイに代わる優れた細胞増殖測定法であり、ハイコンテントイメージングアプリケーション向けに最適化されています。このアッセイでは、修飾チミジンアナログのEdUが新しく合成されたDNAに効率的に取り込まれ、明るく光安定性の高いAlexa Fluor™色素により、特異性の高いクリック反応で迅速に蛍光標識されます。この増殖細胞の蛍光標識は正確であり、穏やかなクリックプロトコルであるため抗体法に適しています。

•シンプル — いつでも短時間で期待どおりに作用
• 効率的 — 変性ステップや過酷な処理は不要
• 内容の充実した結果 — 細胞形態、抗原構造、DNAの完全性を良好に維持
• 高い一貫性— 抗体ロット間で検出結果が変わらない

もっとも正確な増殖検出法は、新しく合成されたDNAへのヌクレオシド類似体の取り込みとその測定を基にしています。類似体には通常、ブロモデオキシウリジン(BrdU)が用いられます。BrdU で標識された DNA は、過酷な方法(HCl、熱、酵素)で DNA を変性させて BrdU 分子を露出させた後、抗 BrdU 抗体を使用して定量されます。このステップは時間がかかり、一貫した実施が困難です。また、過酷な処理によってサンプルの完全性や品質が損なわれ、他の抗体による共染色が難しくなる場合もあります。

優れた増殖手法
Click-iT™ EdU Alexa Fluor™ 647 HCS Assayは、細胞増殖を測定するBrdUアッセイの優れた代替品となります。EdU(5-エチニル-2'-デオキシウリジン)はチミジンのヌクレオチドアナログであり、活性DNAの合成中にDNAに取り込まれます。Click-iT™ EdUでは、穏やかな固定化と界面活性剤の透過処理だけで、小分子ベースのClick-iT™ EdU検出試薬をDNAに到達させられます。そのため、Click-iT™ EdU HCS Assayは使いやすいだけでなく、高精度でもあります。さらに、細胞周期解析や他の細胞内または細胞外標的との適合性も高く、真に内容の充実した結果が得られます。

このキットは、ハイコンテントイメージングアプリケーション向けに最適化されています。蛍光顕微鏡検査、マイクロプレート、またはフローサイトメトリープラットフォーム用に設計されたキットについては、当社ウェブサイトのClick-iT™テクノロジー領域をご覧ください。

Click-iT™テクノロジーの詳細

注:
Click-iT™アッセイは、フィード法または注入法によってEdUを投与した後の培養細胞またはin vivo細胞に使用できます。
Click-iT™アッセイは、抗BrdU(クローンMoBu-1)抗体を使用することで、デュアルパルス実験においてBrdUと組み合わせて使用できます。抗BrdU抗体はEdUと交差反応しません。
Click-iT™テクノロジーは、固定耐性があるか、固定細胞標識用に設計された、免疫組織化学色素、免疫細胞化学色素、および蛍光色素に適合します。
研究用にのみ使用できます。診断用には使用いただけません。
仕様
検出法蛍光
染色剤タイプAlexa Fluor™ 647
フォーマット96-ウェルプレート
グリーン機能危険性が低い
数量10 x 96ウェルプレート
出荷条件室温
遠赤色
Emission近赤外
使用対象(アプリケーション)HCSアッセイ
使用対象 (装置)ハイコンテント装置
製品ラインAlexa Fluor、Click-iT、Molecular Probes
製品タイプHCSアッセイ
Unit SizeEach
組成および保存条件
このキットには、96ウェルプレート10枚分の材料が含まれています。2℃~6℃で保存し、乾燥させ、遮光してください。

よくあるご質問(FAQ)

Click-iT® EdU kitを用いて 細胞増殖アッセイを行っています。 どのポイントで途中停止をかけられますか? あるいは、全てのステップを連続して行う必要がありますか?

EdU はDNAに化学的に取り込まれています。 そのため、サンプルを固定後、PBSを加えて4℃で一晩保存することが可能です。また、クリック反応により、Alexa Fluor® azide はEdUに共有結合で結合します。 そのため、クリック反応後も、PBS中で 4℃で一晩保存することが可能です。

Click-iT® EdU のコントロールとして、EdUを投与しなかったサンプルをAlexa Fluor 594 azide で染色した。 サンプルはマウスの心臓組織切片だが、ある特定の細胞集団で非特異的な赤色の染色が見られる。 それらはDAPIの染色と重ならない。何が起こっているか?

この問題は Alexa Fluor® 594 azide の染色ではないと考えられます。 マウス組織には内在的なアルキンはないため、Alexa Fluor® 594 azideが結合するものはありません。 また、この染色が核染色 (DAPI) とも重ならないため、これはEdUの非特異染色とも異なります。 これは、実際には赤血球が見えています。赤血球は赤い自家蛍光をもつ一方で核を有していません。 これは完全に未標識(色素も添加していない)切片でもこれらの染色が存在するかどうか確認することで検証できます。 また、高倍率の観察で赤血球の形状も見られます。

Click-iT EdU Imaging Kit で、EdUを in vivoに取り込ませる実験系できれいに染まっていた。 Click-it Plus EdU Imaging Kit に変更した途端、うまく染色されなくなった。 どうして?

Click-iT Plus EdU Imaging Kit では、他の検出系との互換性のため、反応バッファーをマイルドなものに変更しています。 弊社にてパラフィン包埋切片にて Click-iT Plus EdU Imaging Kit でも問題無く染色できることを確認してはおりますが、サンプルによってはバッファーの影響が出てしまった可能性があります。
通常のプロトコールで Copper Protectant を添加するステップを 100 mM 硫酸銅(II)水溶液に置き換えることで対応できます。 逆に染まりすぎることもありますので、その場合は、Copper Protectant と 硫酸銅水溶液を適度に混合してご使用ください。  反応バッファーはマイルドではなくなり、GFPなどは消光します。 もしGFPをご使用の場合は、anti-GFPを用いた免疫染色で検出してください。

Click-iT Plus EdU Imaging Kit は、今までの Click-iT EdU Imaging Kit と何が異なるのですか?

Click-iT EdU Imaging Kit では、反応バッファーに含まれていた銅イオンによって、GFPやR-PEが消光するなど、他の検出系との互換性の問題がありました。 Click-iT Plus EdU Imaging Kit では、銅イオンにキレート剤を付加することにより他の物質への影響を減少させました。 それに伴い、今までの Alexa Fluor azide を Alexa Fluor picolyl azide という物質に変更することで、クリック反応そのものの効率が落ちないようにしています。 Click-iT Plus EdU Flow Kit につきましても同様です。

I will be performing a cell proliferation assay using Click-iT EdU kit. At what point can I stop overnight, or do I have to perform all the steps continuously?

One may store the sample after fixation overnight in PBS at 4oC. For longer storage (<1 week) , store in buffer with 1-2% formaldehyde or in formalin to limit microbial growth. If you use sodium azide as a microbial inhibitor, it must be completely removed prior to the Click-iT reaction.

Find additional tips, troubleshooting help, and resources within our Cell Viability, Proliferation, Cryopreservation, and Apoptosis Support Center.

引用および参考文献 (4)

引用および参考文献
Abstract
Predicting cell health phenotypes using image-based morphology profiling.
Authors:
Journal:Mol Biol Cell
PubMed ID:33534641
Germline Stem Cells Drive Ovary Regeneration in Zebrafish.
Authors:
Journal:Cell Rep
PubMed ID:30759383
DNA Repair Network Analysis Reveals Shieldin as a Key Regulator of NHEJ and PARP Inhibitor Sensitivity.
Authors:
Journal:Cell
PubMed ID:29656893
Using Microarrays to Interrogate Microenvironmental Impact on Cellular Phenotypes in Cancer.
Authors:
Journal:J Vis Exp
PubMed ID:31180341