アレルギーメールニュース 2026 年 3 月30日号
スギ花粉の飛散が広い地域でピークを越えつつある一方で、今後はヒノキ花粉の飛散が本格化していく見込みとされています1)。
現在はスギ花粉とヒノキ花粉のピークの間にあたる比較的落ち着いた時期と考えられますが、今後の外来では再び鼻症状などを訴える患者さんが増加する可能性が考えられます。
今シーズンは、地域によってはスギ花粉の飛散量が例年より多い傾向とされており1)、ヒノキ花粉の飛散についても引き続き注意が必要です。
スギ花粉とヒノキ花粉では飛散時期に違いがあり1)、症状の持続や再燃の背景としてヒノキ花粉が関与するケースもみられます2)。
また、両者は同じヒノキ科に属することから交差反応も多くみられますが2)、ヒノキ花粉に特異的なアレルゲンが存在することも報告されており3)、それぞれの感作状況を個別に評価することが重要と考えられます。
| スギ花粉 | ヒノキ花 粉 |
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| 飛散期間(地域差あり) | 1〜5月頃 | 2〜5月頃 (おもに3〜4月を中心に飛散) |
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| ピーク | 東北 | 3月中旬〜4月上旬 | 4月 |
| 関東 | 2月下旬〜4月上旬 | 3月下旬〜4月中旬 | |
| 関西 | 3月上旬 | 3月下旬〜4月中旬 | |
| 九州 | 2月下旬 | 3月下旬〜4月上旬 | |
| 特徴 | 国内で最も患者数が多い季節性アレルギー | スギ花粉症後の症状持続要因となることが多い | |
| 症状のポイント | 鼻水、くしゃみ、鼻閉が主体 | スギ花粉症と同様の症状が持続・再燃するケースがある | |
| その他注意点 | 花粉症の初発・増悪の契機となりやすい | 「スギ花粉症の長期化」として見逃されることがある | |
| スギ花粉との交差反応 | ― | スギとの交差反応が多く認められるが、 ヒノキに特異的なアレルゲンも存在する |
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こうした時期には、原因アレルゲンをあらためて確認することが、患者さんの今後の症状マネジメントや指導に繋がると考えられます。ヒノキ花粉の本格飛散前のこの時期に、今後の対応を見据えたアレルギー検査の実施についてもご検討ください。
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