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指先からの採血により20分で結果がわかるアレルギー検査 アレルギー血液検査

アレルギーの原因を知ることはアレルギー治療の第一歩

目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり…あなたやお子さんが悩まされているその症状は、実はアレルギーかもしれません。アレルギーを引き起こす原因物質を「アレルゲン」といい、その種類は人によってさまざまです。アレルギーの原因によって注意が必要な時期や対策が異なりますので、自分のアレルギーの原因を知ることが大切です。治療に加え、アレルギーの原因となるものを避けたり取り除いたりするセルフケアによって、症状が軽くなることが期待されます。

まずはアレルギー検査でアレルギーの原因を調べることから始めましょう

アレルギー検査でわかること

この検査は、スギ花粉やダニ、イヌやネコのフケなど、吸い込んだり目に入ったりすることでアレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)に反応する「IgE抗体」がからだの中にあるかどうかを調べるためのものです。指先から少量の血液を採取して行うため、小さなお子さんや静脈採血が苦手な方でも受けやすい検査です。注射器を使わずに実施できることも特長の一つです。

アレルギー検査の流れ

この検査は、指先からの採血後、約20分で結果を確認することができます。その日のうちに結果を確認できるため、検査結果をもとに医師へ相談し、治療や対策について検討しやすいことも特長の一つです。

アレルギー検査の流れのイラスト

※アレルギーの原因は血液検査の結果を参考に、医師が総合的に判断します。

アレルギー検査で調べられる測定項目

この検査では、花粉やダニ、ペットなど、アレルギー症状の原因となることが多い代表的な項目を調べることができます。花粉症やアレルギー性鼻炎、ぜん息などの症状に関わる主な原因を確認するために活用されています。アレルギーの原因を知ることは、症状の原因となっているものを避けたり、適切な治療や対策につなげたりする第一歩です。

ハウスダスト系アレルゲンのイラスト

ダニやネコ・イヌのフケは、室内でみられる主なアレルギーの原因となる物質です

花粉系アレルゲンのイラスト

複数の花粉に対して反応を示す場合は、年間を通じて症状が出る場合もあります

年間を通じてさまざまなものがアレルギーの原因となります

アレルゲンカレンダー(アレルギーの原因となるものの量が多く、注意が必要な時期)

アレルゲンカレンダー

アレルゲンが存在する時期の目安です。地域により若干異なります

アレルギーの原因となるものには、ある特定の季節にしかないものと、一年を通じて存在するものがあります。何が症状を引き起こしているのかを知ることで、いつ注意が必要なのかわかり、適切な対策をとることができます。

アレルギー検査の疑問(FAQ)

この検査は指先から少量の血液を採取して行うため、小さなお子さんや静脈採血が苦手な方でも受けやすい検査です。検査の実施については、医師へご相談ください。

抗体とは、体内に入ってきた異物に反応して体の中で作られるものです。特異的IgE抗体は、花粉やダニ、食べ物などのアレルギーの原因に反応して体内で作られる抗体です。特異的IgE抗体検査では、この抗体の量を測定することで、アレルギー症状との関連を調べます。

アレルギー検査は、内科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科などで実施されています。実施している検査内容は医療機関によって異なるため、かかりつけ医やお近くの医療機関へご相談ください。

検査内容や医療機関によって異なります。また、保険適用の有無も症状や受診状況によって異なります。費用については、受診する医療機関へ確認することをおすすめします。医療機関によっては、受けられる検査の種類や費用をホームページで案内している場合があります。

検査結果はアレルギー診断の参考情報の一つです。IgE抗体があっても必ずしも症状が現れるとは限りません。アレルギーかどうかは、症状や生活環境なども含めて医師が総合的に判断します。自己判断せず、医師に相談しましょう1,2)

関連情報

スギに隠れた花粉症

春の花粉症の原因は、スギ花粉やヒノキ花粉だけではありません。シラカンバやハンノキ、オオバヤシャブシといったブナ目の花粉が原因となることもあります。飛散時期が重なるため、スギ花粉症と思っていても実際には別の花粉が症状に関連している場合があります。

シラカンバ

シラカンバ(白樺)

ハンノキ

ハンノキ

オオバヤシャブシ

オオバヤシャブシ

関連情報

花粉‐食物アレルギー症候群:PFAS(pollen-food allergy syndrome)

花粉症に関連する食物アレルギーがあります。花粉症の人の中には、花粉と類似した物質が含まれる果物や野菜を生で食べた際に、口や口の周りのかゆみや腫れ、のどの違和感などの症状が現れることがあります。これを花粉‐食物アレルギー症候群(PFAS)と呼びます。原因となる花粉や食物は人によって異なります。

花粉症の人が気をつけたい時期と主な食物

花粉症の人が気をつけたい時期と主な食物

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このような方は医師にご相談ください

  • アレルギーの原因を知りたい方
  • 今まで一度もアレルギー検査を受けたことがない方
  • 今日結果を知りたい方
  • 多忙や遠方のため頻回の来院が難しい方
  • 注射が苦手な方
  • 静脈採血が困難なお子さん
  • スギやダニの免疫療法を検討している方

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1)日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会. 海老澤元宏, 伊藤浩明, 藤澤隆夫監修. 食物アレルギー診療ガイドライン2021. 協和企画. 2021;88-95.

2)「食物アレルギーの診療の手引き2023」検討委員会. 食物アレルギーの診療の手引き2023. 2023;12-16.