ごまアレルギー

ごまアレルギー

ごまは血液検査では陽性になることが多いのですが、実際に食べて反応する人はそう多くはありません1)。炒りゴマなどゴマそのままの状態やごま油などは症状がでにくい可能性があるといわれています。その一方で、ごまは加工食品に使われていることが多く、化粧品の製造過程で使われていることもあり、「隠れたアレルゲン」と呼ばれることもあります。

離乳食のゴマ和えや、ふりかけなど、幼少時から身近な食品でもあります2)

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1) 海老澤元宏監修.食物アレルギーのすべてがわかる本.講談社.2016;83.
2) 海老澤元宏編.症例を通して学ぶ食物アレルギーのすべて.南山堂.2013;150-151

監修医の紹介

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独立行政法人国立相模原病院
臨床研究センター センター長
海老澤元宏先生

1985年東京慈恵医科大学医学部卒業。国立小児病院医療研究センターレジデント、米国ジョンズ・ホプキンス大学臨床免疫学教室留学を経て、2000年より国立病院機構相模原病院小児科医長、2001年同臨床研究センター病態総合研究部長。現在は、国立病院機構相模原病院臨床研究センターでセンター長を務める傍ら、一般社団法人日本アレルギー学会理事長、日本小児アレルギー学会副理事長、Asia Pacific Association of Pediatric Allergy, Respirology & Immunology (APAPARI) 理事長も務めている。厚生労働省のアレルギー疾患対策推進協議会や消費者庁食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議では座長を務める。食物アレルギー分野の第一人者。

2023年10月時点