ハチ毒アレルギーはスズメバチ、アシナガバチなどのハチの毒液に対するアレルギー反応です。
ハチに刺された時、全身にアレルギー反応を起こすこともあります1)。
ただし、ハチに刺された人が必ず症状がでて危険なわけではありません。
特に注意が必要なのは、以前ハチに刺されたことがあり、ハチ毒に対するIgE抗体ができている人です1)。
ハチの刺傷はアシナガバチとスズメバチ、ミツバチの順で多いです2)。
スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなど
ハチが攻撃的になる時期は、ハチの巣がもっとも発達し、ハチの数が多い時期です。アシナガバチは7~8月、スズメバチは、7月~10月、ミツバチは、一年中となります3)。
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1) 海老澤元宏監修.子どものアレルギーのすべてがわかる本.講談社.2016;98.
2) 総合アレルギー学 改定2版.南山堂. 2010.p609-17
3) 林災防ホームページ(http://www.rinsaibou.or.jp)
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国立病院機構相模原病院
臨床研究センター センター長
海老澤元宏 先生
広島市立広島市民病院 病院長/
広島大学病院 特別顧問
秀道広 先生
横浜市立みなと赤十字病院
アレルギーセンター長
中村陽一 先生
日本医科大学多摩永山病院
准教授・部長
後藤穣 先生