アナフィラキシーを引き起こし、重篤化することが知られています。乳児期発症の卵、牛乳、小麦にくらべると治りにくく、生涯にわたって除去が必要となる人もいます。
そばそのものを食べるだけでなく、そばをゆでた後の鍋でゆでられたうどんを食べることで症状がでたり、ゆでる蒸気が気道に入るだけで反応が起こる人もいます。また、調理中の粉を吸い込んだことで発症した例もあります1)。
そば店や製麺所で働く人やその家族が、日常的にそば粉を吸い込むことで、そばアレルギーを発症することもあります。
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1) 海老澤元宏監修.食物アレルギーのすべてがわかる本.講談社.2016;84.
本ウェブサイトの監修医のご紹介、ご担当ページの詳細はこちら
国立病院機構相模原病院
臨床研究センター センター長
海老澤元宏 先生
広島市立広島市民病院 病院長/
広島大学病院 特別顧問
秀道広 先生
横浜市立みなと赤十字病院
アレルギーセンター長
中村陽一 先生
日本医科大学多摩永山病院
准教授・部長
後藤穣 先生