Allergen Fact Sheets 主なアレルゲンリスト

本コンテンツは、当社グローバルサイトのAllergen Fact Sheetsを和訳したものです

ロシアアザミ Allergen Facts, Symptoms, and Treatment

Weed Pollen
Weed Pollen
Allergy Insider

本ページのアレルゲンは、日本では体外診断用医薬品として承認されていないものを含みます

ロシアアザミについて

ロシアアザミ(saltwort)は、common saltwort、prickly Russian thistle、tumbleweed、prickly saltwort、Russian thistleなどのさまざまな名前で知られる、高さ5~50 cm(約2~20インチ)の丈の低いハーブです1。カナダや米国など、世界のほとんどの乾燥地域や半乾燥地域に広く分布していますが、原産はヨーロッパおよびアジアです。この植物は、種子が成熟すると茎が折れて根から分離し、タンブルウィードとなって転がって移動します2

ロシアアザミはどんな場所に生育していますか?

ヨーロッパ沿岸、北アフリカ、アジア、北米、オーストラリアでよく見られるロシアアザミは、ヨーロッパおよびアジア原産ですが、世界中のほとんどの乾燥地域や半乾燥地域に広く分布しています。もっともよく見られるのは、荒れ地、ビーチ、砂浜、荒れた草原、耕作地、砂漠などです2。中東の国々では緑化プログラムにロシアアザミが使用されてきたため、現在も多く生育しており、ぜん息やアレルギー性鼻炎(花粉症)の主要な感作物質となっています5

受診の重要性について
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感作されている可能性のあるアレルゲンは他にもありますか?

ロシアアザミアレルギーを持つ患者さんの多くは、樹木、雑草、草の花粉などの他のアレルゲンに暴露したときに症状を発症することがあり、特に花粉飛散の季節が重なる場合には、どの花粉が症状の原因となっているかを判断することが困難です。これは交差反応と呼ばれ、身体の免疫システムが、異なる物質中のタンパク質や成分を構造的に類似しているか生物学的に関連していると判断し、反応を引き起こすときに発生します6。ロシアアザミに関連した反応を引き起こす可能性がある他の吸入系アレルゲンは、カバノキ、ハンノキ、ビャクシン、ブタクサ、オリーブ、アカザ、アオゲイトウなどの特定のイネ科植物、樹木、および雑草です6

※他に感作または交差反応を起こしうるアレルゲンは人により異なるため、自己判断せずに必ず医師の診断を受けることが必要です。

アレルギーの原因は1つではありません
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一般的な症状

ロシアアザミアレルギーの症状は他の多くの花粉アレルギーと類似しており、以下のものを含みます4,7

  • くしゃみ

  • 鼻づまり

  • 鼻水

  • 涙目

  • 喉や目のかゆみ

  • ゼーゼーする

ぜん息患者さんがロシアアザミに感作された場合、咳やゼーゼーするなどのぜん息症状が誘発されたり悪化したりすることがあります4,7

分がアレルギーかどうかを知るにはどうすればよいですか?

アレルギー症状の原因を知ることは、治療や対策への第一歩です。自己判断せず、きちんと医療機関を受診して医師による適切な診断を受ける必要がありますので、医師に相談するために症状を記録しておきましょう。症状の記録とともに、皮膚プリックテストなどの検査が役立ちます。アレルギーと診断された場合は、医師の指導に従ってください。

花粉が飛散する季節

アレルギー誘発性があるロシアアザミは、夏と秋に花粉を飛散します2,3

  1. Pasiecznik N. CABI Invasive Species Compendium.|place unknown|:CABI, 2015 Apr 30. Available from: https://www.cabi.org/isc/datasheet/50297.
  2. Steinman H. Weed pollens. Allergy Resources International. 2009. Available from: http://www.immunocapexplorer.com/uploads/cms/asset_brick/asset/10415/52-5107-92_02-Weed_pollens.pdf.
  3. Pollen.com [Internet]. Plymouth Meeting, PA: IQVIA Inc.; 2020. Available from: https://www.pollen.com/research/genus/salsola.
  4. American College of Allergy, Asthma & Immunology [Internet]. Arlington Heights, IL: American College of Allergy, Asthma & Immunology; 2014 [2018 Apr 23]. Available from: https://acaai.org/allergies/types/pollen-allergy.
  5. Pablos I, Wildner S, Asam C, Wallner M, Gadermaier G. Pollen Allergens for Molecular Diagnosis. Curr Allergy Asthma Rep. 2016 Apr;16(4):31. doi: 10.1007/s11882-016-0603-z. PMID: 27002515; PMCID: PMC4803804. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4803804.
  6. EAACI, et al. Molecular allergology user’s guide. Pediatr Allergy Immunol. 2016 May;27 Suppl 23:1-250. doi: 10.1111/pai.12563. PMID: 27288833. Available from: http://www.eaaci.org/documents/Molecular_Allergology-web.pdf.
  7. Roberts, G., Xatzipsalti, M., Borrego, L., Custovic, A., Halken, S., Hellings, P., Papadopoulos, N., Rotiroti, G., Scadding, G., Timmermans, F., Valovirta, E. Paediatric rhinitis: Position paper of the European Academy of Allergy and Clinical Immunology. Allergy. 2013 Sep;68(9):1102-16.