本ページのアレルゲンは、日本では体外診断用医薬品として承認されていないものを含みます
ヒユ科に属するアオゲイトウは、最大2メートル(約6.5フィート)の高さに達することがある夏季一年生植物です。上部にふさふさの穂があるアオゲイトウは、ヨーロッパ、米国、ブラジル、韓国、日本、スペイン、モザンビーク、メキシコ、ハンガリー、ドイツ、アフガニスタンなどの地域を含む世界中で見られます。虫媒授粉する種、風媒授粉する種があり、花粉は一般的にぜん息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)を誘発します1。アオゲイトウ(common pigweed)には、carelessweed、common amaranth、redroot pigweedなどの別名もあります2。
アオゲイトウは、ヨーロッパ、米国、ブラジル、韓国、日本、スペイン、モザンビーク、メキシコ、ハンガリー、ドイツ、アフガニスタンなどの地域を含む世界中で見られます。牧草や飼料中に見られるアオゲイトウは、荒れ地、道端、および農作地などにも生育します1 。
アオゲイトウアレルギーの患者さんの多くは、樹木、雑草、イネ科植物の花粉などの他のアレルゲンに暴露したときに症状を発症することがあり、特に花粉の季節が重なる場合には、どの花粉が症状の原因となっているかを判断することが困難です。これは交差反応と呼ばれ、身体の免疫システムが、異なる物質中のタンパク質や成分を構造的に類似しているか生物学的に関連していると判断し、反応を引き起こすときに発生します5。アオゲイトウに関連した反応を引き起こす可能性のある他の吸入系アレルゲンは、シロザやロシアアザミといった特定の雑草、樹木、イネ科植物の花粉などです5。
生の果物や生野菜を食べた後に口や喉にかゆみが生じる場合は、花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)(口腔アレルギー症候群(OAS)とも呼ばれる)に罹患している可能性があります。このような症状は、異なるアレルゲンに含まれる類似のタンパク質や成分に対する免疫系の反応によっても引き起こされます。これはきわめて一般的で、ある研究では、アレルギー性鼻炎(花粉症)を持つ小児の約1/4は、PFASにも罹患していることが示唆されています6。アオゲイトウによるOASに関与する一般的な植物性食品には、メロン、スイカ、柑橘類、バナナ、パイナップル、カキ、ズッキーニ、トマト、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)、ピーナッツなどがあります5。
※他に感作または交差反応を起こしうるアレルゲンは人により異なるため、自己判断せずに必ず医師の診断を受けることが必要です。
アオゲイトウアレルギーの症状は他の多くの花粉アレルギーと類似しており、以下のものを含みます3,6。
ぜん息患者さんがアオゲイトウに感作された場合、咳やゼーゼーするなどのぜん息症状が誘発されたり悪化したりすることがあります3,6。
アレルギー症状の原因を知ることは、治療や対策への第一歩です。自己判断せず、きちんと医療機関を受診して医師による適切な診断を受ける必要がありますので、医師に相談するために症状を記録しておきましょう。症状の記録とともに、皮膚プリックテストなどの検査が役立ちます。アレルギーと診断された場合は、医師の指導に従ってください。
アオゲイトウは虫媒授粉する種、風媒授粉する種があり、夏と秋に花粉を飛散します1,4。